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こんにちは、HYCU(ハイク)の吉田です。   毎週立て続けのブログになりますが、ご案内させてください。 HYCUは、45日間使用できる評価版をご提供しております。今月から3日間利用できるオンラインのラーニングセンター(ハンズオン環境)のサービスを開始しました。 そして、第三弾として、なんとTest DriveでNutanix Mine with HYCUが試せるようになりました! 評価版とハンズオン環境についてはまた次回とし、今回はTest DriveでNutanix Mine with HYCUを触った内容をご紹介します。 ご存じの通り、Nutanix Test DriveはすぐにHCI環境に触れることができるデモ環境です。以下のサイトから申し込みできます。 https://www.nutanix.com/jp/test-drive-hyperconverged-infrastructure 必要事項(名前やメールアドレス等)を入力し、[TEST DRIVEを起動]ボタンをクリックします。   ちなみに、英語サイトはこちらです。 https://www.nutanix.com/test-drive-simplified-backup-with-hycu?utm_source=hycu_social&utm_medium=referral&utm_campaign=test-drive-mine   すぐにメールが届きました。Test Driveの環境が整っていますので、メール本文にある[Access Your Test Drive]ボタンをクリックします。   [Ensure Business Continuity]を選択します。   [Nutanix Mine with HYCU]を発見!こちらを選択します。   [Welcome to Nutanix Mine with HYCU]の画面です。   Nutanix Prism画面が開きます。   ガイドツアーに従い、設定・操作方法を確認します。 最初はMineクラスタの設定・操作方法になります。   HYCUの実体は仮想アプライアンスで、HYCUバックアップコントローラーVMが作成されていることを確認できます。   バックアップデータの保

本記事はBrian Cox氏が2020年6月24日に投稿した記事の翻訳版です。 原文はこちら。   Hewlett Packard Enterprise(HPE)とNutanixのグローバルパートナーシップが始まってから1年が過ぎ、我々は新たな製品とソリューション、新しいお客様向けのプロモーション、そしてお客様からのご注文が増えていくのを目にしてきました。 このパートナーシップは出荷開始からほんの僅か、3四半期で順調に立ち上がりました。実際、ウォールストリートのアナリストとの我々の直近の四半期の業績についてのディスカッションの中で、NutanixのCFOであるDustin WilliamsはNutanixのHPE DX関連のビジネスの年間契約額(annual contract value - ACV)は四半期ごとに16%の勢いで伸びていると述べています。 HPE ProLiant DXとNutanixでの追加の構成、ユースケース、そしてワークロードを含む新たな機能がこれまで以上にお客様の選択肢を広げます。新しい選択肢の中には: OLTPやVDIワークロードにより優れた価格/性能を提供するAMDベースのシステム 厳しいコンピューティング環境に対応した耐久性システム SAP ERPシステムへの認証取得 非構造化データ向けの高キャパシティストレージ よく利用されるバックアップソフトウェアとのターンキー型データ保護   HPE ProLiant DX385システム内に搭載したAMD EPYCプロセッサによる、より優れた価格/性能エコノミクス HPE ProLiant DXシステムに搭載された新世代のAMD EPYC 7002サーバープロセッサは他の業界標準アーキテクチャプロセッサに対し、カエル飛びのような能力の飛躍を遂げ、お客様がお支払いになった対価に対してこれまでにないパフォーマンス向上を提供します。お客様はより少ない数のシステムの購入でなお、これまでよりも早く負えなければならない仕事を完了させることができます。これはAMD EPYCプロセッサーのソケットあたりの数多くのコアとストレージへのネイティブ接続のための広域なI/Oチャネルによって実現されています。結果として、オンライントランザクション処理、データ分析、仮想デスクトップインフラストラクチャ

こんにちは、HYCU(ハイク)の吉田です。   前回は、10の特長のうち9つまでご紹介しましたので、今回は最後のセキュリティ対策についてご紹介したいと思います。   と、その前に・・・ HYCUでは45日間使えるフリートライアル版をご提供しています。是非お試しください。 フリートライアルのご依頼はこちらから。 https://www.hycu.com/tryhycu/   様々なバックアップベンダーがセキュリティ強化の一環として、イミュータブルストレージにデータを保存し、バックアップデータが安全であることを強調しています。それはその通りだと思いますが、では、データ保護基盤自体の脆弱性とか、日々の作業ミスや悪意のある操作からどうデータを守るのか?と言う視点でみると、ベンダーによって大きな違いがあると思います。この点について、HYCUの特長をご紹介したいと思います。   こちらがグローバルで使われているスライドです。   ちなみに、私が使っているスライドはこちら   レイアウトは異なりますが、意図するところは同じです。   それでは一つずつみていきましょう。(※前回のブログと重複する箇所があります。) 1.HYCUはNutanix上に展開するCentOSベースの仮想アプライアンス = バックアップサーバーです。また、カーネルやユーザースペースに対する脆弱性攻撃から防護するためにハードニングされています。OSを構築してバックアップソフトをインストールする製品と異なり、最初からセキュリティ対策がバッチリ施されているんですね。(そもそもLinuxはWindowsに比べて攻撃対象になりにくい?)構築が楽なのもありますが、OSの脆弱性を突かれた攻撃には強いと言えます。   2.以前のブログでも触れましたが、製品のアップグレードは5分でできます。https://next.nutanix.com/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%A0-70/nutanix-mine-with-hycu%E3%81%AEhycu%E3%81%A3%E3%81%A6%E4%BD%95-37685 元々のマシンには手を加えずに名前を変えて保存しておきます。そして新

  ITにとっての新しい当たり前 この3ヶ月は我々全員にとって試練の時でした。ソーシャルディスタンス、屋内退避、オンライン授業、在宅勤務などなど – これらがすべてを「新しい当たり前」にしてしまいました。 ITに目を向けると – 皆さまのようなITプロフェッショナルにとっての新しい当たり前とは何でしょうか? 我々のCIOである Wendy M. Pfeifferはそれを「なぶり殺し」と表現します。今日、ITはこれまで以上に必要とされています – そして恐ろしいことに24時間365日要求にさらされます。あらゆる会社においてITプロフェッショナルは舞台裏でビジネスを支え続けています。これについて語る人は多くはありませんが、我々Nutanixはそれを理解し、皆さまをパンデミックにおけるヒーローだと思っています!   Xperience: 我々が見据える未来 Nutanixは我々の初めてのヴァーチャルイベント Xperience でITヒーロたちをたたえます。アメリカ地域では6月24日、それに続いてアジア・パフィックでは7月2日、日本では7月10日、ヨーロッパ・中東・インドでは7月16日に開催されます。是非、皆様ご参加いただき、ビジネス継続を再定義したITプロフェッショナル仲間と交流してください。イベントに参加されればNutanixがこの困難 – そしてその先で歩みをすすめる際に様々な面で皆さまの力になるということを確信していただけます。 イベントを少しだけ覗き見してみましょう。我々はSVP of Product and Solutions MarketingのMonica Kumarによるキーノートセッション「デジタルの未来へとつながる道」でキックオフします。CIO現職そして以前CIOを努めた2名 -- Nutanix CIOの Wendy M. PfeifferとNutanix Board Director、Investor、そして以前のWall Street CIOであるVirginia Gambaleを加え、Monicaは現状を乗り越え、ビジネスを将来に向けて継続して稼働させ続けるためにITが何をでき、何をすべきなのか議論を掘り下げます。CIOの観点からの洞察に満ちた「実践からの教訓」とそこから考える「その先」を是非聞いてみてください!   災

こんにちは、HYCU(俳句)の吉田です。   前回はNutanix Mine with HYCUのHYCUって何?について説明させて頂きました。これまでHYCUについてご存じなかった方もイメージを掴んで頂けたなら幸いです。 さて、その際に私はHYCUには面白い特徴が10あるとお伝えしました。 RTOを設定することで、決めた時間内にリカバリができるか予測を立てる データ保護の3-2-1ルールに従って、データをなくさないようにコピージョブやアーカイブジョブとシームレスに連携 Nutanixスナップショットの保持世代を指定し、迅速復旧に活用 CBT(変更ブロックトラッキング)を使ったVMのバックアップ CFT(変更ファイルトラッキング)を使ったNutanix Filesのバックアップ Nutanix ESXiからのStunフリーバックアップ 絶対にエージェントを使わずに(特許取得済み)、仮想マシン内のアプリケーションを自動検索・自動認識し、アプリケーションレベルの静止点を確保したバックアップ リモート拠点のマシンも、Nutanixのレプリケーション側から楽にバックアップ オンプレミスもクラウドも場所を問わない、バックアップの保存場所登録 ランサムウェアに強いセキュリティ対策 今回からは、少し深堀りしながらどうやってHYCUがNutanixを補完するのかお話ししたいと思います。   と、その前に・・・ HYCUではフリートライアル版をご提供しています。 45日間使えるキーが含まれていますので、是非お試しください。 フリートライアルのご依頼はこちらから https://www.hycu.com/tryhycu/   さて、HYCUの機能を一枚にまとめるとこんな感じです。 Nutanixを美味しくする秘伝のタレ   1.RTOを設定することで、決めた時間内にリカバリができるか予測を立てる HYCUのジョブはポリシーベースになっています。 このポリシー中に[RECOVER WITHIN]という設定がありますが、許容できるRTO(戻すまでに掛かる時間)を決めることができます。例えばこの値に6時間を入れると、復元タスクを開始して6時間以内で復元が完了するのか予測を立てます。 測定のベースとなるのは日々のバックアップ転送速度やバッ

本記事は2019年4月16日にMichael Haigh氏とMaryam Sanglaji氏が投稿した記事の翻訳版にNutanix Solutions Architect - AutomationのSho Uchidaが一部改編を加えました。 原文はこちら。   あなたの組織は取り残されていませんか?   DevOpsの手法を採用する組織が増えてきており、成功している組織は同業他社よりも競争上の優位性を得ていることが明らかになってきています。2016年のState of DevOpsレポートの次のような結果を考えてみましょう。"業績の高い組織は、開発スループットの面で業績の低い同業他社を決定的に上回っています。業績の高い組織は、業績の低い組織の200倍の頻度でデプロイを行い、リードタイムを2,555倍に短縮しています。また、リカバリが 24 倍速く、変更の失敗率が 3 倍低くなっており、業績の低い組織を大幅に上回り続けています。"   しかし、このような変化は一夜にして起こるものではありません。それには通常、劇的な文化的シフト、従前とは異なるアプリケーションアーキテクチャ、そして高度な自動化が必要です。最も成功しているDevOps組織は、「クラウドネイティブ」アプリケーションを採用しています。これは、オープンAPIを備えた疎結合のマイクロサービスであり、伝統的に高度な自動化機能を備えたパブリッククラウドインフラストラクチャ上に展開されています。2017年のState of DevOpsレポートでは、「疎結合のアーキテクチャとチームは、継続的なデリバリ実現に向けた最強の武器である」ことが明らかになっています。より高いITパフォーマンスを実現したいのであれば、緩く結合されたサービス、つまり互いに独立して開発・リリースできるサービスと、変更を行う権限を与えられた緩く結合されたチームへの移行を開始しましょう。疎結合なチームとサービスのメリットは、スループットの向上、品質と安定性の向上です。   従来、クラウドネイティブアプリケーションを成功させるために必要なインフラストラクチャは、パブリッククラウドに限定されていました。しかしながら、この常識はもう通用しません。管理者はNutanix Cloud Nativeを使用することで、開発者が次世代のアプリケーショ

こんにちは、HYCUの吉田です。   以下にNutanix Mineの記事がありますが、その中でNutanix Mine with HYCUに少しだけ触れられている箇所があります。 https://next.nutanix.com/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%A0-70/nutanix-mine-%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E3%82%92hyperconverge-32809   でも、HYCUって何?と思われる方もいると思いますので、Nutanix MineにおけるHYCUの役割を紹介させて頂きます。 HYCUは日本の俳句から名前をつけた会社でハイクとかハイキュと読みます。日本が好き、Nutanix愛が止まないというデータ保護ソフトウェアを作っています。そして、セカンダリーストレージのMineにバックアップやアーカイブなどの機能を補完します。 仮想アプライアンスとして提供されていて、Mineの上にのせて動かし、Web管理画面から操作したり、Prismにダッシュボード画面を提供したりします。     じゃあ、具体的にどのようなものなのか、今回ご紹介したいと思います。 製品の特長は1枚にまとめるとこんな感じです。   順を追ってお話します。Mineを導入される方は、まずMineを設置します(すみません、当然ですね)。 その後に、HYCUの仮想アプライアンスを展開します。3min Deploymentとありますが、本当に3分位で展開できます。はじめにPrism画面から、HYCUイメージをアップロードします。1GBちょっと位なので、すぐ終わります。そして、イメージから仮想マシンを作成し、画面に従ってネットワーク設定を入力すると完了です。   なぜこんなに早いかというと、CentOSをベースに必要なソフトがパッケージ化されていて、それをそのまま動かすだけだからです。他のソフトやライセンスは一切不要です。バックアップデータを内部に保存することもなく、極めて軽量にできていますし、多くの場合ではVM1台で運用すると思います。 また、個別の設定情報やログなどは2台目の仮想

AOS 5.17で、Nutanixは革新的な新たな機能に加え、引き続いてのコア機能の改善でハイパーコンバージドインフラストラクチャ(HCI)マーケットにおけるリードをまた更に広げようとしています。AOSサブスクリプション契約内で、お客様はNutanixの開発チームからの継続的なイノベーションからのメリットをPrism経由での1-クリックアップグレードで活用することができるようになります。以下のとおり、いくつかの主な改善点について取り上げたいと思います。完全なリストはリリースノートをご参照ください。  スケーラビリティとパフォーマンス  Foundation Centralによる自動化されたグローバルでの展開 大規模なデータセンター環境は歴史的にITデータセンターのライフサイクルにおいてコストの掛かる複雑な部分でありつづけてきました。積み木のようなAOSの特徴によって、Nutanixを利用しているお客様では、AOSとハイパーバイザーのインストール、そしてサーバーノードを接続してクラスタを形成することを自動化するNutanix Foundationを利用した迅速で簡単な展開にご満足いただいています。Foundationは時間の浪費やエラーの温床となりがちなインストールと構成のプロセスを管理者がいくつかの構成情報を入力して「Go」というボタンを押すだけのシンプルなインストーラーへとシンプル化します。   AOS 5.17では、NutanixはFoundationの能力とシンプルさを拡張し、Foundation Centralを投入します。Foundation Centralは大規模で地理的に分断された環境向けのAOSのインストールプロセスを一箇所から実施できるようにすることで、自動化します。この際に専門的なスキルセットやNutanixエコシステムについての先進知識は必要ありません。この機能によって、企業はより迅速に大規模なデータセンタ環境を構成することができるようになり、重要なIT活動のスピードを落とすことや投資を無駄にすることなく効率的にリモートサイトの最新鋭化をすすめることが出来るようになります。 図 1 - Foundation Central 拡張されたPrismのスケーラビリティ Nutanixのお客様はグローバルのAOSインフラストラクチャをPr

本記事2018年5月9日にMarc Trouard-Riolleが投稿した記事の翻訳版です。 原文はこちら。 Nutanixのお客様が、既存のワークロードをオンプレミスのNutanix Enterprise Cloudに移行するためのシンプルできめ細かな手段として、Xtract for VMsが発表されたのは、ちょうど7ヶ月前になります。お客様は、容易かつ迅速な移行手段によって、ワークロードを稼動できるようになるまでの時間や、価値提供までの時間を短縮することが可能になります。このような効果によって、Xtractは、何百社という非常に多くの企業に採用され、Microsoft WindowsやLinuxオペレーティングシステムをベースとした1万2,000ものVMを移行するために活用されてきました。 本日は、パブリッククラウドからのVMの移行を可能にする、Xtractのアプリケーションモビリティの次期リリースについて発表させて頂きたいと思います。   どんなVMの移行が可能になるのでしょうか?   Xtractの次期リリースでは、パブリッククラウドからNutanix Enterprise Cloudに対するVMの移行元として、Amazon Web Services (AWS) が追加されます。 なぜAWSからのVMの移行を発表したのですか?   自社で構築するのか、それともレンタルすべきかといういうテーマは、全ての企業が自問してきた課題です。パブリッククラウドにおける当初の戦略は、インフラストラクチャーをレンタルした方が簡単で安く済むというものでしたが、実際には、企業の優先事項が変わった場合、逆に時間やコストがかさむ結果となっていました。そこで、VMをパブリッククラウドやオンプレミスのインフラストラクチャーなど、別の場所に移そうという考えが浮上しました。   FacebookやDropboxといったパブリッククラウド環境からの移行を選択する企業は珍しくはありませんが、企業の規模に関わりなく、移行に伴う共通の課題が存在するのです。最近注目を集めているパブリッククラウドのサービス停止やレイテンシの問題が、企業のセキュリティやコンプライアンスに対する不安をさらに煽っています。   Nutanixでは、ベンダーロックインや高額な費用が発生することなく、

本記事は2018年9月18日にInes Marjanovic氏が投稿した記事の翻訳版です。 原文はこちら。   今日の企業は、データ保護という目標を追求する過程で、かつてないほど多くの障害を、そのセキュリティ環境で目のあたりにしています。最近の「Global Data Center Survey Report」に掲載された、データセンタービジネスの新しいトレンドには、驚くべき内容が数多くあります。信頼性や拡張性に優れたインフラストラクチャーを求める声が高まっていることは周知の通りですが、実態としては、極めて重要なデータに関連したプロセスの停止によって発生する問題が、既存のシステムに対する企業の信頼を悪化させているのです。   例えば、同レポートにおける回答者の31%が、深刻な影響をおよぼすシステムの停止を経験し、約80%が、自ら経験したシステム停止は、回避できたのではないかと回答しています。言うまでもなく、企業は、IoT以前にもデータセンターやROBO(リモートオフィスやブランチオフィス)を保護する必要がありました。しかしIoTが出現した後、企業は、コアとなるデータセンターだけでなく、エッジに存在するインフラストラクチャーの保護も求められるようになりました。 しかし幸いなことに、これらの課題にも対応できる、データ保護の近代化というトレンドが浮上してきました。このようなソリューションを理解し利用するためには、まずその動向を理解することが重要となります。その上で、自社が直面している課題が他の多くの企業と同じかどうかを判断し、自社のデータ保護要件を満たすことができる、アプリケーション固有のソリューションを構築します。それでは、動向を分析してみましょう。   データ データを何に使用しますか?どれぐらいのデータ量がありますか?どれだけの種類のデータがありますか?データの多様性に伴う複雑さもあり、データを保存する場所を決定することは、決して容易ではありません。データは、サーバーやデスクトップ、ブロック、ファイル、オブジェクトストレージ、そして様々なクラウド環境にも保存することができます。   要件 Enterprise Strategy Group (ESG) によれば、サービスの2/3は、2時間以内にリカバリできる必要があります。目標復旧時間

本記事は2020年4月10日にEd Collins氏が投稿した記事の翻訳版です。 原文はこちら。 人生においていつも変わらないことは、「変化が起きる」ということです。   企業は、ITサービスに依存しながら、自らの生き残りをかけ、進化を遂げようとしています。現在の企業にとって、ITは生命線であると考える人もいます。一言で語るのは容易ではありませんが、一部の人々にとって、最先端のソリューションの導入や設定、そして維持は、基本的に非常に複雑であるため、ITの近代化は到底実現できない夢のようなものなのです。一方でテクノロジーは、それを採用できる経済的な余裕のある人々にとって、有効で美しいものとなっています。   しかし幸いなことに、ニーズとコストの間のギャップを埋めることができる、幾つかの先端のテクノロジーが存在します。このようなテクノロジーを適用できる対象の1つが、事業継続およびディザスタリカバリ (BCDR: Business Continuity and Disaster Recovery) 市場です。ビジネスクリティカルなワークロードをサポートする、強固なデータ保護とディザスタリカバリ (DR) ソリューションが必要であることに疑問を抱く人は居ないはずです。しかし全ての企業は、何を優先するべきかという課題に直面しています。拡大し続けるリモートワーカーの要求に対応するために、例えば仮想デスクトップインフラストラクチャー (VDI) などに追加予算を割り当てるのか、あるいは、災害やITシステムのダウンに備えた「保険」を選択するのかといった選択肢があります。これらは、先が見通せない状況の中で、世界の企業が行っている大きな決断なのです。それでは、余分な費用を投入することなく、双方の要件に応えられるとしたらどうでしょうか?ハイパコンバージドインフラストラクチャー (HCI) こそが、BCDRの悩みに対する答えとなります。   HCIは、ITソリューションを構築するための新しいモデルの先がけとして、日常と災害発生時の双方におけるビジネスクリティカルなIT運用のサポートに向けた企業の考え方に、大きな変化をもたらしました。もはやビジネスの継続を考える際、複雑さや追加費用を発生させる縦割りのITサイロの発生を心配する必要はありません。HCIでは、企業全体をカバーする単一のプラットフ

本ポストは、Nutanixテクニカルマーケティングエンジニアである、Michael Haighが2019年5月22日にNext Communityに投稿したものです 原文はこちら。   (タイトル別名:Nutanix CalmによるNutanix Era向け統合セルフサービス)   Nutanix Eraは、データベース管理の自動化とシンプル化を図るためのソフトウェアスイートであり、データベースのプロビジョニングやライフサイクル管理 (LCM) において、1-クリックで対応できるシンプルさや、意識する必要がないインビジブルな運用を実現します。1-クリックでのデータベースプロビジョニングや、本製品で最初のサービスとなるコピーデータ管理 (CDM) を備えたNutanix Eraによって、DBAはデータベースのプロビジョニングやクローニング、リフレッシュ、さらにあらゆる時点のデータベースのバックアップなどを行うことができます。   APIファーストのNutanix Eraアーキテクチャーでは、Nutanix Calmなどユーザーが好むセルフサービスツールと、容易に連携できるようになっています。DBAやインフラストラクチャーのシステム管理者は、Eraで管理するデータベースのプロビジョニングやクローンを開発担当者がセルフサービスで使用できるよう、Eraに特化したCalmのブループリントを作成することができます。これによってDBAやインフラのシステム管理者は、Eraの管理者用アカウントを誰とも共有する必要なく利用することが可能となり、また開発担当者は、必要に応じてデータベースのプロビジョニングやクローンの生成が可能となります。   このブログポストでは、Eraが管理する既存のデータベースのクローンを生成する、Calmブループリントのインポートと起動の方法について説明します。データベースのプロビジョニングに特化したブループリントについては、PostgreSQLおよびMariaDBプロビジョニングブル―プリントのための、Nutanix GitHubブループリントリポジトリをご覧ください。これらのブループリントや、それを使ってプロダクショングレードのデータベースをどのような形でアプリケーションに提供するかといった点については、今後のブログの中で説明していきたいと思います。   ブル

本記事は2020年3月9日にRuben Spruijtが投稿した記事の翻訳版です。 原文はこちら。   本シリーズ前半の3本のブログでは、基本的にVDIに焦点を当ててきましたが、4本目となる今回は、DaaSについて詳しくご紹介したいと思います。ここまでお読み頂いた段階で、皆様の企業には、VDI と DaaSのどちらを選択する方が適切なのかという点について、既に評価を固め始めていらっしゃるかも知れません。今回は、どちらを選択する上でも必要となる考慮点について、少し詳しく説明したいと思います。   ユーザーエクスペリエンスこそが、最も重要な成功要因であることは確かですが、多くの場合、VDIまたはDaaSのどちらを選択するかは、業務とITの状況を考慮して判断すべきものであることにご注意ください。エンドユーザーは、どのような仕組みによってツールが提供されているかという点よりも、業務の遂行に最適なツールであるかどうかを重視するからです。対象がAmazon Workspace、Citrix Cloud、Nutanix Xi Frame、Microsoft WVD、VMware HorizonなどのVDIなのか、またはDaaSソリューションなのかは、エンドユーザーにとって問題ではありません。   最適な対象を選択する方法とは?   結局のところ、何を選択するかは、皆様のユースケースや企業の能力、全般的な業務要件によって決定されます。以下の表は、VDIとDaaSを、5つの主要な観点から比較したものですが、それぞれの間で大きな違いを確認することができます。それでは、各観点を順番に見て行くことにしましょう。   VDI DaaS 企業の能力 ・BYO(Build Your Own:自社で構築)。設計、サポート、アップデートに際して、社内のスキルと担当者が必要 ・「VDIプラットフォーム」をサービスとして利用   プラットフォーム ・手作業による毎年のアップデート ・成熟、テスト済、豊富な実績 ・インターネット接続に依存しない ・自動的に毎週アップデート ・新たに出現したテクノロジー ・インターネット接続に依存 コスト ・初期投資コスト型モデル ・固定的なワークロードVMコスト ・完全な運用コストまたは初期投資コストと両方 ・柔軟なワークロードの

本記事は2020年3月26日Aaron Delp氏が投稿した記事の翻訳版です。 原文はこちら。   私達は、未知のIT領域に踏み込もうとしています。テクノロジストあるいはソリューションアーキテクトとして、私達は常に変化する状況に対処していますが、直近で直面する課題もこれは同様です。昨日までビジネスを支配してきた法則が、根本的かつ瞬時に変化していきます。   Nutanixのお客様は、事業継続のためのリモートワークの拡大についてのサポートを求めています。本ブログでは、今、このようなソリューションを必要としているお客様やIT担当者の方々に向け、提供可能な選択肢を共有させて頂き、出来る限り早くそれを実現するための手順をご紹介したいと思います。 選択肢: VDI、SaaS、またはその両方 リモートワークをすぐに開始したい皆様のために、Nutanixは2つの選択肢を用意しています。   既存のソリューションがない状況ですか?それでは、今、ここから始めましょう。 既存のソリューションを持ち合わせていない企業の皆様のために、Nutanixでは、DaaS (Desktop-as-a-Service) である Xi Frameの、30日間無料トライアルを用意しています。これによって、社員の皆様は、どこからでも迅速かつ安全に仕事ができるようになります。どれだけ簡単に開始することができるか(本当に簡単です!)をご紹介するために、Frameの導入手順を5つのステップに分けて解説したものがこちらになります。   既にVDIソリューションを持っているが、さらに拡張したい場合 仮想デスクトップと仮想アプリを既に利用している企業様の場合、事前設定済みのソフトウェア、ハードウェア、サービスを提供するNutanix FastTrack for VDIを使って、記録的なスピードで数千人規模の社員の方々をサポートすることができます。   ハイブリッドな手法を採用したい場合 企業の要件によっては、ハイブリッドな形態がベストな選択肢となることもあります。VDIは、長期プロジェクトや柔軟性がそれほど問題とならない、定常的な状態にあるリモートワークのニーズに適しています。迅速なプロビジョニングや従量課金モデルの選択が可能なDaaSの場合には、季節変動やテンポラリでのリモートワークといった状況でメリットが得られます

本記事は2020年3月4日Ruben Spruijt氏が投稿した記事の翻訳版の後半部分です。 原文はこちら。前半はこちら。   DaaSの立ち上げ:5つの簡単なステップで完了   Windowsアプリケーション、または完全なデスクトップの立ち上げは、ブラウザから容易に実施することが可能で、優れたユーザーエクスペリエンスを提供します。広く知られるように、ユーザーエクスペリエンスこそが全てなのです!さらにNutanixでは、この容易で迅速な対応をサインアッププロセスにまで拡張しました。完全な機能を提供する無料の30日間トライアルにサインアップ頂くと、わずか数分でオンラインでの利用が可能となります。   無料トライアルの詳細を確認し、すぐに開始しましょう。   購入の準備ができたら、オンラインでクリックして従量課金制を選ぶか、またはNutanixの全世界に広がるパートナーのネットワーク経由で、1ヶ月から複数年に至る、必要な期間分のサブスクリプションを購入することができます(指定ユーザーおよび同時ユーザーの購入オプションあります)。   サインアップが終わったら、以下の5ステップを実行して、設定と起動を実施します。 ・ステップ1:インフラストラクチャーのコネクト 開始から終了まで: 約20分   最初のステップでは、実際の仮想アプリケーションとデスクトップを稼動させるためのインフラストラクチャーをFrameサブスクリプションとコネクトします。ほとんどのお客様は、AzureやAWS、GCPなどのクラウドサブスクリプションか、自らが所有するNutanix AHVによるインフラストラクチャーを利用したいと考えるはずです。お客様は、自社の特定のユースケースに最も適した場所でアプリケーションやデスクトップを稼動できるようするために、パブリッククラウドかオンプレミスのインフラストラクチャーかの判断は、自分で下したいと考えるでしょう。(決めつけてはいけません。「クラウド・ファースト」だからといって、クラウドだけとは限りません :-))   Nutanixは、さらに手間を省きたいと考えるお客様のために、Frameがマネージするクラウドインフラストラクチャーのオプション契約も提供しています。パブリッククラウドインフラストラクチャーのプロバイダーを選択する場合と同様に、Frameを利用するサブ

本記事は2020年3月4日Ruben Spruijt氏が投稿した記事の翻訳版の前半部分です。 原文はこちら。   私達は、24時間365日、絶え間なく変化し続けるビジネスの世界に生きています。そこは何が起きても不思議ではない、不確実性に満ちた世界です。自然災害に遭遇したり、マウンテンバイクで転倒して鎖骨を折ってしまうこともあるでしょう。一旦災害が発生すれば、個人にも仕事にも影響がおよびます。例えば、列車の運行停止や橋の倒壊によって、通勤ができなくなるかも知れません。洪水や台風、さらに火災といったあらゆる自然災害が、日常的な「会社に出勤する」という行動を妨げるのです。(ここ数ヶ月で、誰もが否応なしに認知するようになった)感染症の流行によって、会社から出勤を控えるよう要請されたり、政府によって自宅に留まるよう命じられたりする場合さえあります。   今日の企業は、これら全ての要因に照らし合わせる形で、エンドユーザーコンピューティング戦略の再評価を行っており、いかなる状況でも俊敏性を保ち、社員の方々の生産性を高めることのできる、融通の利くソリューションを探し求めています。DaaS (Desktop-as-a-Service) は、「あらゆる場所からの仕事の遂行」を可能にし、従来のVDIのような配信やメンテナンスに関わる問題のない、アプリやデータへの安全なアクセスを実現する仕組みとして、急激に頭角を現してきています。   本ブログポストでは、DaaSであるNutanix Xi Frameが、いかにディザスタリカバリや緊急時のプラン策定に最適なテクノロジーであり、また、これによってユーザーが、事実上どこからでも、どんなデバイスからでも仕事ができるようになるかという点について、皆様と情報を共有したいと思います。   DaaSであるべき理由、そしてFrameであるべき理由とは?   Nutanix Xi Frameは、どんなデバイス、そしてどんな場所からでもアプリへのアクセスを可能にするDaaS (Desktop-as-a-Service) ソリューションです。Frameでは、AWSやMicrosoft Azure、Google Cloud Platformといったクラウド環境や、Nutanix AHVを使ったオンプレミスのデータセンターからの、仮想アプリやデスクトップの提供を可能

本記事は2020年3月14日にNutanixのCIOそして、 QualysとSADA SystemsのBoard DirectorのWendy M. PfeifferがLinkedinに投稿した記事の翻訳版です。 原文はこちら。   IT関係者は特殊な人種と言えるでしょう。例えば、私達は技術者やエンジニアという立場にあります。しかし、それよりもさらに幅広い視点も持ち合わせています。「技術は優れている」という考えを持つ傍ら、「その組み合わせは素晴らしい」という視点も同時に持っています。IT業界に約25年間身を置いてきた者として、私が断言できるのは、もし人々を支援したいという強烈な思いなくしては、私達が日々の業務を続けていくことは出来なかったということです。   言わば、私達はマーベル(Marvel)の漫画やDCに描かれる人々ような存在です。まるでスタートレックのコンベンションに参加して、新しい生命や新しい文明を探すという夢を実現する役割を演じているかのようです。ヒーローになりたいという私達の願望は、決して褒められたものではありません。しかし、滑稽なことに、私達はビデオゲームで身につけたスキルによって、エイリアンからの避け難い侵略から、いつの日か世界を救うことができるとさえ信じています。   もし今週、エイリアンがアメリカに侵略して来たら、私達をとても奇妙な連中だと感じるはずです。彼らは、強迫性障害 (OCD) を患った生物を発見したと思うでしょう。毎日きっちり同じ時間に起床し、仕切りに囲まれた迷路に潜り込んで、だらだらと移り変わる画面を凝視し、時々立ち上がっては誰と向かい合うわけでもなく、「ハッピ―バースデイ」をきっちり2度繰り返し歌いながら手を洗っているだけなのですから。   今週、毎晩のように長い時間をかけて帰宅する中、シリコンバレーの技術者やオタクが、この状況を大げさに騒ぎ立てているという、一部の専門家の憶測を耳にしました。私達は自宅で恐怖に怯え、多くのテクノロジー企業が、未知の恐怖のせいでオフィスを閉鎖しています。カンファレンスはキャンセルとなり、サービス業や原油価格、さらにサプライチェーンは崩壊の危機にあります。そこに居る専門家の方々にかわりに言わせてもらえば、とにかく私達は恐れているのです!しかし、それがカンファレンスをキャンセルしたり、在宅勤務をしたりし

 本シリーズの最初の記事 では、一元管理、セキュリティの向上および bring-your-own-device (BYOD)のサポート機能等、VDIと Desktop-as-a-Service (DaaS) の持つ主な利点について触れました。本記事ではVDIの構築で頻繁に見られる問題にフォーカスし、貧弱なユーザー体験、複雑なソリューション、膨れ上がるコストというVDI構築にかかわる三つの大きな課題についてお話しします。   課題1: 貧弱なユーザー体験 VDIプロジェクトを成功に導くには、素晴らしいユーザー体験を提供することが不可欠です。そのためには、ユーザー要件への対応や提供するパフォーマンスの最適化など、考慮すべき点をいくつか挙げることができます。   まず、エンドユーザーの要件を十分に理解することです。これができなければVDIのプロジェクトは上手くいきません。導入の初期段階から様々なユーザーに関与してもらい、そのニーズを満たせるようにしましょう。円滑にコミュニケーションをとることで、期待される内容を上手く管理することが重要になります。たとえ非常に高いパフォーマンスを提供できたとしても、VDIのソリューションとしての重要な機能が提供できていなければ、大きな差別化は図ることはできません。しかし、VDIプロジェクトの三分の一がこの点について十分に対応できていないというのが現状です。また、VDIプロジェクトのほぼ半数がパフォーマンスの問題を抱えています。パフォーマンスのニーズが明確であるように思える場合でも、必ずユーザーの視点を理解するようにしましょう。レスポンスの良いデスクトップやアプリケーションを提供することは重要ですが、注目すべき点がそれだけではない場合もあります。例えば医療の現場で複数の場所を行き来する臨床医の方にとっては、ログインにかかる時間が最も気になり、最も業務に影響をおよぼす指標になるでしょう。また、想定通りのパフォーマンスを常に提供できるという点も重要です。VDIサービスがほとんどの場合において、素晴らしいパフォーマンスを提供できていたとしても、時折、想定外にレスポンスが悪くなるといったことが発生すれば、ユーザーの満足度は下がってしまうでしょう。 また管理のしやすさも、VDIソリューション全体の満足度を決定する一要素といえます。管理が複雑だとユーザー

本記事Steve Kaplan氏およびGreg White氏が2020年1月31日に投稿した記事の翻訳版です。 原文はこちら。 良く様々な組織がこれまでのSANベースのインフラストラクチャでは実現することの叶わなかった俊敏性や市場への投入時間の短縮という希望を持って「クラウドファースト」を検討、もしくは採用していると耳にします。例えば、このグローバルの不動産企業のチーフクラウドオフィサー(CCO)は以下のようなことを会話の中で教えてくれました(このお客様はNutanixのお客様になったということを付け加えておきます): 「Nutanixの描く全て、パブリッククラウドのような俊敏性、シンプルさ、そして拡張性を自身のデータセンタへもたらすという全てを手に入れることができました ー ですが、今でさえ我々はパブリッククラウドプロバイダーが本当に安いという点でまだそれに執着しているのです。」   一方で、パブリッククラウドに向けてアプリケーションをリフト&シフトしながら移行、運用していくことは大抵の場合、思ったよりも高く付く場合が多いです。上の引用のチーフクラウドオフィサーのように多くの方が気づいているように、パブリッククラウドはレガシーインフラストラクチャに比べると安くなりますが、HCI上にビルドインされた新しいテクノロジーと比べた場合はそうはなりません。HCIもまた、パブリッククラウドと同じようなエクスペリエンスを提供しているのです。 Nutanixがスポンサーした最近のIDCのホワイトペーパー Organizations Leverage Nutanix Enterprise Cloud as Scalable, High-Performing, and Cost-Effective Infrastructure Foundation (Nutanix Enterprise Cloudを拡張性を備えた、高性能のコスト効率の良いインフラストラクチャ基盤として活用した組織)によると、5年間、レガシーな代替環境を運用したときに比べ、Nutanix Enterprise Cloudを展開した場合に比べ、平均して62%のコスト低減を実現しており、もっとも経済上大きな効果をもたらした項目は、Nutanixによって提供される俊敏性、シンプルさ、高速性、増分拡張のようなクラ

本記事は2019年12月12日にNutanix Solutions Architect - AutomationのSho Uchidaが統合した記事を一部転記したものです。 全文を参照したい場合はこちら。 本シリーズ(全5回)では ServiceNow社の提供する開発者インスタンスを用いてシンプルなServiceNow-Nutanixの統合環境を作ることを目指します。 本記事(その2)では 前回ご紹介した3つのユースケースのうち1つ目、「ServiceNowのイベント、インシデントとNutanixのアラートの統合」について実装方法をご紹介します。 Prism Proの機能である、X-Playを用いてNutanixのアラート発報を契機にアラート情報をServiceNowに送信します。 前提条件 Nutanix Prism Central v5.11.1 以降 Prism Pro ライセンス(X-Play使用のため) AOS/Prism Element 5.9 以降 ServiceNow Incident Managementプラグイン Event Managementプラグイン 手順 1. Prism Central側の準備 アラートや管理者のクリックを契機に定義されたアクションを自動実行出来るX-Play(Prism Proライセンスが必要)という機能を使用します。X-Playについて詳しくはこちらをご参照下さい。 手動での設定方法、スクリプトによる一括設定の2パターンがあります。 1a. 手動での設定方法 1a-1. Playbook設定 Prism Centralのダッシュボードから”プレイブック”に移動します。 "プレイブックの作成"ボタンを指定し、トリガとして”Alert”を選択します。"アラートポリシー"欄にServiceNowに送信したいアラートを選択し、”アクションの追加”を指定します。 定義されたアクションリストから”Send to ServiceNow”を選択します。 以下を記入し、”保存して閉じる”を指定します。 ServiceNow Instance Name: ServiceNowインスタンス名(https://[こちらの文字列].service-now.com/) Username: admin Password: ServiceNowイン

本記事は2019年12月11日にNutanix Solutions Architect - AutomationのSho Uchidaが統合した記事を一部転記したものです。 全文を参照したい場合はこちら。 ServiceNowとNutanixの連携について 概要 2019年10月のデンマーク、コペンハーゲンにおける.NEXT ConferenceにおいてServiceNow社とNutanixは両社ソリューションの連携を発表しました。詳しくは以下のURLをご覧下さい。 Nutanix、プライベートクラウド向け自動化機能を発表ServiceNowとNutanixの統合 ユースケース 執筆時点(2019/12)時点でのユースケースは以下3点です。 1. ServiceNowのイベント、インシデントとNutanixのアラートの統合(その2で紹介) 2. ServiceNowのリクエスト管理とCalmプラグインによるNutanixへのアプリケーションデプロイ(その3、その4で紹介) 3. ServiceNOW CMDBにおけるNutanixインフラの検知とモデリング(その5で紹介) アーキテクチャ アーキテクチャはこちら。上記ユースケース2,3はNutanix側にMIDサーバと呼ばれる、ServiceNowとNutanix間のデータ通信を担う中間サーバが必要となります。 本シリーズ(全5回)では ServiceNow社の提供する開発者インスタンスを用いてシンプルなServiceNow-Nutanixの統合環境を作ることを目指します。 本記事(その1)では 準備作業として開発者インスタンスの立ち上げとMIDサーバの立ち上げを行います。 続きを原文で読む。

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