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ServiceNowとNutanixの連携 その2

本記事は2019年12月12日にNutanix Solutions Architect - AutomationのSho Uchidaが統合した記事を一部転記したものです。 全文を参照したい場合はこちら。 本シリーズ(全5回)では ServiceNow社の提供する開発者インスタンスを用いてシンプルなServiceNow-Nutanixの統合環境を作ることを目指します。 本記事(その2)では 前回ご紹介した3つのユースケースのうち1つ目、「ServiceNowのイベント、インシデントとNutanixのアラートの統合」について実装方法をご紹介します。 Prism Proの機能である、X-Playを用いてNutanixのアラート発報を契機にアラート情報をServiceNowに送信します。 前提条件 Nutanix Prism Central v5.11.1 以降 Prism Pro ライセンス(X-Play使用のため) AOS/Prism Element 5.9 以降 ServiceNow Incident Managementプラグイン Event Managementプラグイン 手順 1. Prism Central側の準備 アラートや管理者のクリックを契機に定義されたアクションを自動実行出来るX-Play(Prism Proライセンスが必要)という機能を使用します。X-Playについて詳しくはこちらをご参照下さい。 手動での設定方法、スクリプトによる一括設定の2パターンがあります。 1a. 手動での設定方法 1a-1. Playbook設定 Prism Centralのダッシュボードから”プレイブック”に移動します。 "プレイブックの作成"ボタンを指定し、トリガとして”Alert”を選択します。"アラートポリシー"欄にServiceNowに送信したいアラートを選択し、”アクションの追加”を指定します。 定義されたアクションリストから”Send to ServiceNow”を選択します。 以下を記入し、”保存して閉じる”を指定します。 ServiceNow Instance Name: ServiceNowインスタンス名(https://[こちらの文字列].service-now.com/) Username: admin Password: ServiceNowイン

ServiceNowとNutanixの連携 その1

本記事は2019年12月11日にNutanix Solutions Architect - AutomationのSho Uchidaが統合した記事を一部転記したものです。 全文を参照したい場合はこちら。 ServiceNowとNutanixの連携について 概要 2019年10月のデンマーク、コペンハーゲンにおける.NEXT ConferenceにおいてServiceNow社とNutanixは両社ソリューションの連携を発表しました。詳しくは以下のURLをご覧下さい。 Nutanix、プライベートクラウド向け自動化機能を発表ServiceNowとNutanixの統合 ユースケース 執筆時点(2019/12)時点でのユースケースは以下3点です。 1. ServiceNowのイベント、インシデントとNutanixのアラートの統合(その2で紹介) 2. ServiceNowのリクエスト管理とCalmプラグインによるNutanixへのアプリケーションデプロイ(その3、その4で紹介) 3. ServiceNOW CMDBにおけるNutanixインフラの検知とモデリング(その5で紹介) アーキテクチャ アーキテクチャはこちら。上記ユースケース2,3はNutanix側にMIDサーバと呼ばれる、ServiceNowとNutanix間のデータ通信を担う中間サーバが必要となります。 本シリーズ(全5回)では ServiceNow社の提供する開発者インスタンスを用いてシンプルなServiceNow-Nutanixの統合環境を作ることを目指します。 本記事(その1)では 準備作業として開発者インスタンスの立ち上げとMIDサーバの立ち上げを行います。 続きを原文で読む。

EraによるDBaaS(データベース・アズ・ア・サービス)

本記事はGlobal Solutions ArchitectのMaksim Malyginが2019年11月11日に投稿した記事の翻訳版です。 原文はこちら。   皆様が日々利用されている会社のCRMから電話で遊んでいるゲーム、そして雑貨店のセルフサービスのPOSに至るまでの殆どのアプリケーションは、それがクラウドベースであれ、オンプレミスであれ、もしくはサービスとして提供されているにしても、データベースによって支えられています。こうしたアプリケーションによって利用されるデータベースはデータを操作、処理し、直接的にアプリケーションの拡張性やパフォーマンスに影響を及ぼしており、データベースのプラットフォームはビジネスの成功にとって重要な要となります。アプリケーションの数の急速な増加とともに、データベースの市場も同様に成長し、2026年までには$155.50Bに達すると予測されています(リンク)。 それと同時に、DBaaS(データベース・アズ・ア・サービス)が複雑なデータベースの管理の必要性とデータベース管理者やインフラストラクチャチームとのやり取りをせずに済むようにして、その代わりにアプリケーションの開発にフォーカスできるようにすることで開発者がどのようにデータベースを利用するのかを変革しつつあります。さぁ、どうやってそれが可能になるのか、そのやり方を詳しくみていきましょう。 もしもエンタープライズITの世界に少しでも身をおいたことがあるのであれば、「Everything-as-a-service(あらゆるものをサービス化)」(XaaS)するというアプローチについて聞いたことがあるかもしれません。そして、殆どの場合、従来からのアプローチでもうまく行っているのに、どうしてIT組織は何かをエンタープライズに向けてアズ・ア・サービスとして提供するべきなのかということを自問自答したのではないでしょうか?結論から言うと、ITをどのように利用・アクセスするのかということがお客様の目線から見るとこの10年で変化してしまっているということです。すでに世の中にはUber、Airbnb、そしてパブリッククラウドがあり、すぐに利用できて、利用しただけ支払うという利用モデルが新しいスタンダードになってしまっているのです。これがエンタープライズのITにも当てはまります ー 社内の顧客は迅速で簡

ご紹介: Nutanixプライベートクラウド向けのセキュリティコンプライアンス

本記事は2019年10月9日にSahil M Bansalが投稿した記事の翻訳版です。原文はこちら。 企業におけるマルチクラウドアーキテクチャの採用は様々なワークロードに対して最適なクラウドプラットフォームを自由に選ぶというその効果から大きく広がりつつあります。マルチクラウドの世界における大きな課題の一つにミッションクリティカルなアプリケーションとデータのセキュリティをどのように保証するかというものがあります。業界をリードするアナリストによる調査によると、2022年までに少なくとも95%のクラウドのセキュリティ漏洩はお客様に起因するものとなり、その殆どが構成のミスによるものになるということです。クラウドのリソースの構成ミスの問題はパブリッククラウドとプライベートクラウド両方の環境についてのセキュリティ脆弱性を引き起こします。Xi BeamはNutanixをご利用のお客様のマルチクラウド環境におけるセキュリティリスク体制のトラッキング、セキュリティの死角となりそうな箇所の事前的修復で、セキュリティのミス構成をほぼリアルタイムに検出し、対応できる必要不可欠な機能を提供します。Beamはこれまでパブリッククラウド向けのセキュリティ体制の監査や修復をサポートしてきましたが、今回、Nutanixのプライベートクラウドを利用しているお客様向けに同様の機能を提供し、単一はもちろん、マルチクラウドのセキュリティ体制管理ソリューションを実現することになります。 図1: Xi Beamでのセキュリティコンプライアンス - どのように動作するか BeamのNutanixスタックのセキュリティコンプライアンスのサポートはNutanixプライベートクラウドで利用しているハイパーバイザーとは独立しています。Beamは300以上(更にリリースごとにどんどん追加されています)のセキュリティ監査を提供しており、以下のようにカテゴライズされます:ネットワークセキュリティ監査 仮想マシンセキュリティ監査 データセキュリティ監査 アクセスセキュリティ監査Beamが提供している監査の一例として、セキュリティポリシーを付与された仮想マシンのチェックや仮想マシンが潜在的に公開もしくは外部のIPにTCPまたはUDPポート経由でさらされているかどうかというものがあります。Beamはデータの暗号化が有効になっているか

NutanixとHPEはクラウドのシンプルさをオンプレミスへ提供するためにチームを結成協業

本記事は2019年10月9日にBrian Coxが投稿した記事の翻訳版です。原文はこちら。 2019年10月9日、HPEとNutanixはHPE GreenLake with Nutanixの提供開始をアナウンスしました。HPE GreenLakeはオンデマンドのキャパシティとプランニングを提供するインフラストラクチャサービスです。HPE GreenLakeの顧客は自身のアプリケーションが動作しているインフラストラクチャの展開と運用をサービスとして利用し、Nutanix Enterprise Cloudの1-クリックのシンプルさと高い拡張性を享受することができます。この新しいインフラストラクチャの利用モデルのアナウンスはデンマークのコペンハーゲンで開催されるNutanix .NEXT Europeユーザーカンファレンスでも取り上げられます。 NutanixのChief Marketing OfficerであるBen Gibsonは以下のように述べています。「HPE GreenLakeはHPEが提供するサービスの中で最も早く成長しているサービスの一つで、Nutanixがその一部になれることを大変喜ばしく思います。我々はお客様にさらなる選択肢を提供できることを嬉しく思います。Nutanix Enterprise CloudをGreenLakeのポートフォリオに加え、IT部門がビジネス部門へと迅速にサービスを提供する方法をシンプル化するまた一つ新しい方法を提供することができるのです。」HPE GreenLake Flex Capacity プログラムはHPEから提供される利用ベースでのITモデルですでに広く利用されており、お客様のIT運用をシフトさせます。pay-as-you-goのインフラストラクチャをキャパシティオンデマンドで提供し、パブリッククラウドの俊敏性と経済性をオンプレミスのセキュリティとパフォーマンスを融合させて提供します。HPE GreenLake with Nutanixは仮想マシンに割り当てられた仮想メモリのGiBの総量でその従量を計測しています。一ヶ月の平均的な利用が計算され、月ごとに請求が行われます。お客様はHPEシステムとNutanixソフトウェアをオンサイトもしくはお客様のコロケーションファシリティで提供を受けますが、先行投資コストは一切ありま

Nutanix Insightsの発表 - 健全性の予兆検知 & サポート自動化サービス

本記事はPrashant Batraが2019年10月9日に投稿した記事の翻訳版です。原文はこちら。 2018年の10月に私はNutanix Pulseについての記事を投稿しています。これは全てのNutanixのクラスタにビルトインされたオプションのテレメトリサービスで、皆様のNutanix Enterprise Cloudのための予兆分析を実現するためのものです。PlusテレメトリはNutanixのサポートがお客様により良いサービスを提供するため、お客様の特別な構成や利用状況を理解した上でのよりダイナミックで文脈を理解したサポートエクスペリエンスを提供しています。同様に、Nutanixの製品とエンジニアリングチームはこのテレメトリを活用し、お客様の利用や設定を理解し、お客さまのニーズにより合う既存のプロダクトの改善を行ったり、新たな製品を生み出しています。本日、我々はNutanix Insightsをアナウンスいたします - 皆様のNutanix Enterprise Cloudのための健全性の予兆検知とサポートの自動化サービスです。Nutanix Insights は新たなソフトウェア・アズ・ア・サービス(SaaS)サービスで、お客様がPulseを有効にしている場合、その受け取ったテレメトリを活用して、我々のお客様のサポートのエクスペリエンスを再定義し、クラスタの健全性を劇的に改善します。マニュアルのサポートプロセスを削減し、日々のメンテナンス作業に使う時間を短くすることで、ITチームはビジネスユニットに対する価値を高める活動にフォーカスすることができます。 我々はよくお客様からもっと深く自身のプライベートクラウドとハイブリッドクラウドインフラストラクチャを理解し、地域やサイトをまたがったインフラの管理をシンプルにしたいというリクエストをいただきます。典型的な質問は以下のとおりです:もうサポートされない(End-of-LifeもしくはEnd-of-Support)のソフトウェアを動作させていたりはしませんか? 我々のソフトウェアスタックは最新に維持されており、セキュアで全てのコンポーネントはそれぞれでハードウェアとソフトウェアのレイヤーで互換性が取れていますか? クラスタ内のノード、ライセンス、サポートサブスクリプションは最新でしょうか?もし次のために何かを今用

真のハイブリッドクラウドへの歩みを理解する

本記事はGil Haberman と Vidhi Taneja が 2019年10月9日に投稿した記事の翻訳版です。原文はこちら。 今日、多くの組織がハイブリッドクラウドのアーキテクチャを評価し自身のプライベートクラウド環境をパブリッククラウド環境へと対応させようとしています。パブリッククラウドはオンプレミスのインフラストラクチャとは本質的に異なったものです ー それもそれぞれのパブリッククラウドごとに。こうしたサイロの環境はすべて異なる管理ツールとスキルセットを必要とし、それによってその利用のための運用は複雑化していきます。アーキテクチャ間をアプリケーションを再アーキテクトすることなしに移動させるということはほとんど不可能になってきているのです。 プライベートからパブリッククラウドへと広がる単一のプラットフォームの強い必要性が生まれています ー 異なるクラウド固有の複雑さを抽象化できなければならないのです ー こうなれば、運用管理者は自身の従来からのアプリと、近代的なアプリをそれが動作する基盤に区別なく、管理することにフォーカスすることができるようになるのです。こうしたプラットフォームは一貫性を提供しなくてはなりません。インフラストラクチャの一貫性は仮想マシンとアプリケーションが翻訳作業なく移行するために必要です。運用の一貫性はクラウドエンジニアがそれぞれのクラウド固有の日々の運用作業を行うことなく、その環境を管理するために必要です。そして、利用モデルの一貫性、これはソフトウェアを容易に移行させることができるため、そして、真のクラウドの運用性の実現のために必要です。 Nutanixはお客様がプライベートクラウドを構築し、運用することを手助けするという点で、リーダーとして認知 されています。我々はコンシューマーグレードのデザインとお客様の喜び、そして組織がビジネスを変革していくことをお手伝いすることにフォーカスしています。ビジネス変革の次なる段階はハイブリッドクラウドアーキテクチャについてのものです。これが、先日我々がXi Clustersをアナウンスした理由です ーNutanix AOSのクラスタをAWS内で運用することができるのです。これが意図するところは同様のNutanixソフトウェアについての喜びをパブリッククラウドへももたらしたいというもので、オンプレミス

ServiceNowとNutanixの統合

本記事は2019年10月9日にPaul Harbが投稿した記事の翻訳版です。原文はこちら。 Nutanixはエンタープライズの企業がパブリックとプライベートクラウド間のシームレスなエクスペリエンスを提供する完全なハイブリッドクラウド環境を必要としていると認識しています。Nutanixはイノベーティブな100%ソフトウェア定義のハイパーコンバージドインフラストラクチャとマルチクラウドサービスで業界をリードしており、お客様は規模を伴う環境の展開や自身のIT運用環境との統合の必要性を感じています。Nutanixはその豊富なAPIとX-Playのような製品におけるイノベーションによってこうした統合を実現しています。こうした領域において、我々はServiceNowとのより深く密な連携と、シームレスなIT運用とエンドユーザーエクスペリエンスを提供することにおいての戦略的なパートナーシップをアナウンスできることを誇らしく思います。我々の技術チームはServiceNowのSaaSサービスとNutanixインフラストラクチャの統合を実現するにあたり、彼らと非常に密に連携し、以下の領域にフォーカスしてきました:ServiceNOW CMDBのNutanixハイパーコンバージドインフラストラクチャの検知とモデリングでの統合 ServiceNowのイベント、インシデントとNutanixのアラートの統合、及びX-Playによるその修復 ServiceNOWのリクエスト管理とNutanix上にホストされている場合のCalmプラグインによるその対応図 1: Nutanix と ServiceNOW の統合フロー なぜこれが重要なのか?組織のIT環境がより大規模に、そして幅広くなっていくにつれて、ITプロセスはより確固たるもので、リスクを最小化、管理できるようなものを望むようになります。全てのエンドユーザーがITサービスを利用するにあたってよりシンプルな、単一窓口での方法を模索するようになり、全てを自動化したいと望むようになります!多くのプラットフォームが混在する状況において、ServiceNOWはそれら全ての集合地点であり、IT組織は1つの組の手順で、あらゆるプラットフォーム向けの普段利用するすべての承認フローをここにまとめようとしています。会社の収益や、人々の生活、金融市場への影響があるような

なぜプライベートクラウドなのか? — ITチームがイノベーションのリーダーになれるように高度化

本記事はSachi Sawamuraが2019年10月7日に投稿した記事の翻訳版です。原文はこちら。 ITの役割は「舞台の裏方」から「収益を駆動」することへと急速に進化しつつあります。これは根本的にITがサポート役から企業のイノベーションを駆動するためビジネス部門へ参画する役割へと移り変わりつつあるということを意味しています。ビジネスの主なパートナーになるという期待とともに、ITリーダーはクラウド戦略を推し進めなければなりません。企業のITはイノベーションを駆動するためにクラウドサービスの採用を増加させてきています。例えば、AWSは百万のアクティブなエンタープライズユーザーを3年前に獲得しています。その年間成長率が50%程度で、昨年は売上高が$25Bに達しました。54,000ものデータベースが現在クラウドプラットフォームへ移行しています。貴社もそのうちの1社かもしれません。パブリッククラウドは全てのユースケースにとって理想的なものではない多くの企業はそれぞれのクラウドへの歩みを進め、そのクラウドが提供する柔軟性、拡張性、使いやすさの恩恵に預かっています。これらは全て、インフラストラクチャを管理しなくても良いということに端を発しています。しかし、この歩みの中にもギャップが残っています。というのも、サポートを受けるという発想から、イネーブラーへと移行する際にはITインフラストラクチャとサービスを本格的に考え直す必要があるからです。ITビジネスの変革に関連した以下のような状況を1つもしくは複数経験したことがあるかもしれません。移行の難しさ: ワークロードのパブリッククラウドへの移行は「リフト アンド シフト」の手順を踏まなければなりません。相互運用性やデータとアプリケーションの可搬性、データの整合性とセキュリティ、それ以外にも多くの課題があります。クラウドネイティブなアプリケーションだけが恩恵を受けられる: これはつまり、クラウドネイティブにアプリケーションを再構築するということです。不可能ではありませんが、高く付くことがあります。アプリケーションパフォーマンス: データは時にはアプリケーションが稼働しているパブリッククラウドと同じ場所に置かれてない場合があります。これはレイテンシの問題を生み出し、ミッションクリティカルアプリケーションにおいては非常に重要です。コンプライ

データベースのためのNutanixソリューションでデータベースの金脈をどう管理するか?

本記事は2019年10月7日にChris Peepが投稿した記事の翻訳版です。原文はこちら。 企業が顧客の動向を特定し、ビジネスの成長に必要な要素を見つけ出すことができる企業のデータは情報の金鉱脈となりました。データはアプリケーションを上回って組織の中心となり、そこから生まれる価値は保護、活用、最適化されるべき、新しい通貨とも呼べるものになりつつあります。ITチームはビジネスからの要求による、より高いレベルのパフォーマンス、俊敏性の向上、そして柔軟性を提供しながら、この金鉱脈に関連する全てを管理するというタスクを遂行しなければなりません。データの成長はこれまでにない速度(ゼタバイトという話になってきます)であるにも関わらず、です。こうしたデータの重要性があるにも関わらず、組織は常にビジネスに必要なパフォーマンス、俊敏性そして可用性の提供を行えないままです。 レガシーテクノロジーがデータベースを苦しめる多くの組織がビジネスクリティカルなデータベースをレガシーインフラストラクチャ上で動作させており、それによって複雑さとデータベースにおける課題が生み出されています。今日、ITリーダーはデータベース資産についての尽きることのない複雑さの管理に奔走しています。この複雑さはビジネスの新市場への進出や、先進的な製品やサービスの開発、デジタルトランスフォーメーションプロジェクトのような戦略的な活動への取り組みを行うことを難しくしてしまいます。 こうした課題は分断されたストレージ、サーバ、仮想化、ネットワーク、セキュリティのようなリソースのサイロ構造をなしたレガシーインフラストラクチャに根ざしたものです。こうしたバラバラの設計は新しいデータベースのためのインフラストラクチャや新しいデータベースのインスタンスの展開を時間のかかる難しいものにしてしまいます。加えて、こうしたレガシーなアーキテクチャは障害店が複数あり、非計画な停止時間を生み出す可能性のある脆弱なITシステムを構成することになります。 サイロ化されたデータベースアーキテクチャは回避のできない複雑さを生み出し、すでに十分に無理をしているITチームにさらなる負荷を与えます。この複雑さはデータベースの運用に不可欠な操作のために複数のITスペシャリストとチーム間の緊密な連携を必要とし、イノベーションのための時間は保tンど残されず、ほ

Nutanixと富士通: お客様のさらなる選択肢のためにソリューションを拡張

本記事は2019年10月7日にTay Fosterが投稿した記事の翻訳版です。原文はこちら。 Nutanixと富士通のパートナーシップは2017年に始まっていることをご存知でしたでしょうか?その年の11月に工場でNutanixソフトウェアをインストールするXFシリーズという統合システムが最初に登場したのです。その当時、Nutanix Enterprise Cloud on Primergy はEMEAでのみ購入可能で、市場において幅広くでは有りませんでした。それ以降、富士通は世界において更に多くの地域でより多くの方法で販売を行う方法を追加し続け、今や、2社は密に連携し、ジョイントのお客様向けソリューションを提供しています。 今年の頭に、富士通はXFシリーズ(ソフトウェアライセンスを含む)のグローバルでの展開をアナウンスしました、そしてすぐにXF Core(ソフトウェア・ライセンスが分離)の販売を開始しました。加えて、Intel Xeon Scalable prodessorsの第2世代(もしくはCascade Lake)を搭載した新モデルを現在は出荷しています。富士通は全てのエンタープライズワークロードのための一般的なサーバ仮想化、ROBO、VDI、データベースなどを含む複数の構成を提供しています。Nutanixと富士通の両社はSAP Platinum Global Partnerであり、2019年の8月にXF8050上でHANAの認証を成し遂げたということを耳にし、大変興奮したことを覚えています。SAPアプリケーションは大抵の場合、ビジネスクリティカルなものですから、お客様は複数のレベルに渡る、ビルトインのソフトウェアとハードウェアの弾力性に加え、富士通が提供する包括的なサポートを求めています。現在、我々の共通のお客様はSAPという観点ではシンプルな管理とかんたんな運用を手に入れた上で、安心して過ごすことができるようになりました。Nutanix Enterprise Cloud on Primergyについて、詳しくは:https://www.nutanix.com/fujitsu をご参照ください 10月8〜10日デ開催される.NEXT Europe 2019, Copenhagen, Denmarkにご参加ください。 富士通はプラチナムスポンサーで10月9日の

VMware環境内のOracle – 今回はFUDなし!

本記事はTechnical Director, Business Critical AppsのMichael Webster氏が2019年9月17日に投稿した記事の翻訳版です。 原文はこちら。 John Troyer氏は本日のOracle OpenWorldでの出来事を象徴していると思います ー 世界がひっくり返った? Oracle Cloud Infrastructure上のVMwareのサポートとそれがオンプレミスの環境であったとしてもVMwareハイパーバイザー上のOracleのソフトウェアがサポートされます! [img]https://pbs.twimg.com/profile_images/1138638060394930178/0t3xziuG_bigger.jpg[/img]John Mark Troyer@jtroyer Hell freezes over? I think Larry undersold this VMware-Oracle announcement. Along with VCF on OCI, It includes mutual support for Oracle software on VMware! #OOW19[img]https://pbs.twimg.com/media/EEn-yGDUcAA248K?format=jpg&name=medium[/img] 639:03 AM - Sep 17, 2019Twitter Ads info and privacy 33 people are talking about this 本日サンフランシスコで開催されたOracle OpenWorldで、最初はさほど大きな注目を集めなかった小さなアナウンスが行われました。しかし、実際にはこれはIT業界に地殻変動的な変化をもたらすものです。OracleとVMwareは共同でOracle Cloud Infrastructure上のVMwareのStackについてVMware Cloud Foundationをサポートし、同時にオンプレミスの環境であってもVMware上のOracleソフトウェアについてのサポートを行うとアナウンスしました。すでにHyper-Vを認証していますが、これはOracle社が自身

3階層インフラストラクチャからデータベースを移動させたほうが良い10の理由

DB Tech Showcase Tokyoに出展記念記事第2段です。 Nutanix Eraを詳しく知りたいという方はぜひ当日御来場ください。以下の2つのセッションが予定されています。 D7 Session2019.9.26 (木) 13:00 - 13:40DB(データ管理)管理者にも利用者にも喜ばれる「データベース on Nutanix」 @ 凌 直孝Nutanixでオンプレのデータベース管理がどのように変化するのか、ご紹介いたします。デモでは、いろいろな画面と新機能をご覧いただく予定です。また、本セッションをご覧いただくだけで、Nutanix上でデータベースを動かすとどんなメリットがあるのか、全体的な運用イメージと合わせて描けるようになります。 D14 Session2019.9.27 (金) 14:00 - 14:40クラウド開発者にもインフラ担当者にも喜ばれる"Nutanix式"オンプレミス環境づくり @ 島崎 聡史Nutanixはハイパーコンバージドインフラ(HCI)というSoftware Definedな技術で仮想化基盤のシンプル化をリードしてきた企業です。最近ではセルフサービス型データベース管理機能、マネージド型Kubernetes、ネットワーク可視化&監視機能、S3互換オブジェクトストレージなどを提供し、クラウドネイティブな手法をオンプレミスに持ち込む仕組みに注力しています。本セッションではこれらを実現するプロダクトについて技術的な観点で解説します。 本記事はInes Marjanovicが2019年9月12日に投稿した記事の翻訳版です。 原文はこちら。 これ、みなさんの置かれている状況と似ていませんか? 皆様のデータベースは数年ーまたは数十年も昔のITインフラストラクチャ上から稼働し続けてきました。データベースは野獣のようなものです。ですが、優しい野獣です。皆様のITチームはテクノロジーの表と裏を理解していることでしょう。低速で、コストが掛かり、複雑であるにも関わらず、データベースはITメンバーの長い時間を拘束続けています。代わりになりそうなものも見当たりません。 多くの組織が同じ局面を迎えてきました。Microsoft SQL Server, Oracle, SAP HANA, PostgreSQLなどのビジネスクリティカルなデー

Nutanix Eraのその内部: タイムマシン(Time Machine)

NutanixはDB Tech Showcase Tokyoに出展しています。 Nutanix Eraを詳しく知りたいという方はぜひ当日御来場ください。以下の2つのセッションが予定されています。 D7 Session 2019.9.26 (木) 13:00 - 13:40 DB(データ管理)管理者にも利用者にも喜ばれる「データベース on Nutanix」 @ 凌 直孝Nutanixでオンプレのデータベース管理がどのように変化するのか、ご紹介いたします。 デモでは、いろいろな画面と新機能をご覧いただく予定です。 また、本セッションをご覧いただくだけで、Nutanix上でデータベースを動かすとどんなメリットがあるのか、全体的な運用イメージと合わせて描けるようになります。 D14 Session 2019.9.27 (金) 14:00 - 14:40 クラウド開発者にもインフラ担当者にも喜ばれる"Nutanix式"オンプレミス環境づくり @ 島崎 聡史Nutanixはハイパーコンバージドインフラ(HCI)というSoftware Definedな技術で仮想化基盤のシンプル化をリードしてきた企業です。最近ではセルフサービス型データベース管理機能、マネージド型Kubernetes、ネットワーク可視化&監視機能、S3互換オブジェクトストレージなどを提供し、クラウドネイティブな手法をオンプレミスに持ち込む仕組みに注力しています。 本セッションではこれらを実現するプロダクトについて技術的な観点で解説します。 本記事はProduct Marketing PrincipalのMaryam Sanglaji氏とGeneral Manager of Databases NutanixのBala Kuchibhotla氏が2018年10月19日に公開した記事の翻訳版です。 原文はこちら。 データベースの管理と運用を行うことが非常に複雑であるということを理解しています。これは我々のお客様がデータベースを様々な規模で管理しようとする際に直面する課題を日々目にしているからです。展開、クローン、更新などデータベースの運用に関する複数のソリューションを活用することは環境の複雑化に繋がり、決kヒョクのところビジネスの俊敏性と効率性を阻害してしまいます。エンタープライズのデータベースでは、例えば

パブリッククラウドをセキュアにするハイブリッドクラウドののアプローチ

本記事は2019年8月22日にSteve Kaplanが投稿した記事の翻訳版です。 原文はこちら。 「データ漏洩はエンタープライズの屋台骨に明らかな影響をもたらしうるものであり、セキュリティチームはこれが起こらないようにするために細心の注意を払っています。しかしながら、データ漏洩の問題を悪化させているのはそれを支えているクラウドのテクノロジーでは有りません。 ー セキュリティに対する教訓がいまだ成熟しておらず、クラウドの採用に関して、過剰なまでに労を強いられるITスタッフとリスクを理解しないエンドユーザーの振る舞いそのものが問題なのです。」Info Security Magazine - 08/07/2019 キャピタル・ワンはパブリッククラウドに対して我々は子供同然でした ー AWSの実装はウェブサイトのケーススタディに記載されています。しかし、最近発生した1億件ものクレジットカードアプリケーションについてのセキュリティ漏洩は社にとってUS内で5億ドルもの罰金に相当することになります。 この問題はそれだけにはとどまりません。今年の4月の研究者による発表によると5.4億のFacebookユーザーレコードがパブリッククラウド上にサードパーティによって公開されているとのことです。同様に、この2月には「認定外部機関」によって2千4百万のDow Jonesの顧客レコードが公開されています。脆弱性と脅威についてのトレンドレポートによると、パブリッククラウドの脆弱性は2019年の前半において2017 年の同時期に比べ240%も増加しているとのことです。 パブリッククラウドのセキュリティは想定とは乖離している「サーバインフラストラクチャ の構成のミスはIT業界内においてデータ漏洩の最も重大な原因の一つであると考えられています。この人的なエラーは殆どの場合は意図したものでは有りませんが、重要な個人情報を外部にさらしてしまうような壊滅的な状況につながるだけでなく、ビジネスにおけるブランドを傷つけてしまうことにも繋がります。」Cyber Security Magazine, CS Media 12/26/2018 こうした重大な漏洩の問題への対応に関する記事はウォール・ストリート・ジャーナルだけでも幾つか見つけることができます。そのうちの一つがキャピタル・ワンがクラウドから

次なるフロンティア – ROBOおよびVDI環境に向けたインビジブルなライセンス

本記事は2019年8月7日にGreg White氏、Kong Yang氏、Adrian Finch氏が投稿した記事の翻訳版です。 原文はこちら。 Nutanixは継続的にITがよりビジネスへと付加価値を提供できるようにするためのシンプル化に取り組んでいます。まず最初に我々が行ったことはインフラストラクチャをインビジブルにすること、そしてデータセンタ、現在はクラウドです。続いてライセンシングに取り組むべきというのは非常に論理的ではないでしょうか?うーん、ちょっと言いすぎかもしれませんが、それ以外の件と同様に我々はライセンシングからも複雑さを取り除きたいのです。 Nutanixは特定のユースケースについてキャパシティベース(CBL)とアプライアンスライセンシング以外の新しい選択肢となる利用モデルを導入し、様々なNutanixソフトウェアの利用をシンプルに計画、価格、購入を実現する方法をご提供します。2つの新しいユースケースは仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)とリモートオフィス/ブランチオフィス(ROBO)環境です。 新しい利用モデルとはどのようなもの?この消費モデルは幾つかのNutanixソフトウェアソリューションを一緒に「ライセンシング」するモデルで、これによってハードウェアとソフトウェアの購入は分離されることになります。これによって、インフラストラクチャのニーズに基づいてどこに、どのようにNutanixソフトウェアを展開するかという点で、大きな柔軟性が実現されることになります。それぞれのモデルはAOS、AHV、Prism Starterを含んでいます。 VDIについてはこのライセンスモデルはVDI per userと呼ばれ、同時ユーザー数をベースとします。 ROBOについてはこのライセンスモデルはROBO per VMと呼ばれ、サイト内で利用される仮想マシン数をベースとします。 なぜ新たなモデルが必要なのか?こうしたソリューションの領域においては、過去から市場において「毎」のモデルが利用されてきました。同様のアプローチをご提供することで、HCI上でのインフラストラクチャのモダナイゼーションの計画をシンプル化することができます。加えて、展開の初期の小さな環境において、ハードウェアに紐付けられた価格は組織がまだ成長の余地を残しているにも関

Nutanix と HPE が統合されたハイパーコンバージドインフラストラクチャアプライアンスを提供

本記事はMarc Trouard-Riolleが2019年8月1日に投稿した記事の翻訳版です。 原文はこちら。 code:.NEXT JapanでもHPE ProLiand DXのセッションが予定されています。NTX-29 14:55-15:35パートナー同時通訳同時通訳ついに出た!Nutanix on HPE DX:技術詳細から見積もりのコツ、おススメの売り方まで徹底解説 ※販売パートナー様限定(本セッションの受講にはNDAを含む有効なパートナー契約が必要となります。)Nutanix, Inc.ベン・ウィー・ゴーニュータニックス・ジャパン合同会社小林 正和HPE + Nutanixソリューションがいよいよ始まります! HPE ProLiant DX アプライアンス ファミリーの詳細をご紹介。クオリティの高いHPE ProLiantをベースにNutanixを組み合わせ、HPEを好まれるお客様にもお勧めしやすいソリューションが提示可能となります。技術的な詳細から、価値提案、見積もり方法まで、詳しく解説いたします。 2019年の4月、NutanixとHPEは統合されたハイブリッドクラウド・アズ・ア・サービス(aaS)ソリューションを市場へ投入するこというあらたなグローバル・パートナーシップをアナウンスしました。この合意によってNutanixのチャネルパートナーは直接HPEベースのアプライアンスとNutanix Enterprise Cloudソフトウェアと共に販売することができるようになります。 Nutanixはこの先のさらに次なるステップとしてHPE ProLiant DXを発表できることを大変喜ばしく思います。これは業界標準の最もセキュアなサーバーとしてすでにProLiantとAppolloプラットフォームで培ってきた基盤となるHPEサーバテクノロジーをベースとした幅の広いNutanixの統合されたアプライアンスです。 「HPEはHPEとNutanixのパートナーシップによってお客様により幅の広い選択肢を提供できるようになったことについて大変喜ばしく思います。」とSenior Vice President & General Manager, Volume Global Business Unit, Hewlett-Packard Enterpri

Nutanix と HPE が統合されたハイパーコンバージドインフラストラクチャアプライアンスを提供

本記事はMarc Trouard-Riolleが2019年8月1日に投稿した記事の翻訳版です。 原文はこちら。 2019年の4月、NutanixとHPEは統合されたハイブリッドクラウド・アズ・ア・サービス(aaS)ソリューションを市場へ投入するこというあらたなグローバル・パートナーシップをアナウンスしました。この合意によってNutanixのチャネルパートナーは直接HPEベースのアプライアンスとNutanix Enterprise Cloudソフトウェアと共に販売することができるようになります。 Nutanixはこの先のさらに次なるステップとしてHPE ProLiant DXを発表できることを大変喜ばしく思います。これは業界標準の最もセキュアなサーバーとしてすでにProLiantとAppolloプラットフォームで培ってきた基盤となるHPEサーバテクノロジーをベースとした幅の広いNutanixの統合されたアプライアンスです。 「HPEはHPEとNutanixのパートナーシップによってお客様により幅の広い選択肢を提供できるようになったことについて大変喜ばしく思います。」とSenior Vice President & General Manager, Volume Global Business Unit, Hewlett-Packard EnterpriseのJustin Hotard氏は述べています。「新たなHPE ProLiant DXアプライアンスは世界で最もセキュアな業界標準のサーバをベースとしており、最適化されたNutanix Enterprise Cloudソフトウェアと統合されています。より俊敏性の高いハイブリッドクラウドに乗り換えたいと探しておられるIT部門のお客様は、完全に認定されたHPEハードウェアをご自身のNutanix環境内で利用してそれを実現できるようになります。」 HPE ProLiant DX: Nutanixのお客様のための特別な設計NutanixとHPEのパートナーシップはお客様にNutanixソフトウェアの利用できるハードウェアベンダーの選択肢を提供し、そのアプライアンスのパッケージングによって、以下のようなより高い付加価値ののあるシンプルなソリューションを作り上げました: HPEとNutanixによって認定された

Nutanix Prism Pro と 新機能 X-Play

code:今回の記事はシニアシステムズエンジニアの山下 富雄の記事です。山下は.NEXT JapanでPrism Proのセッションを担当します。新機能X-Playが加わったこれまでにはない自動化された運用を知りたい方、必見のセッションです。お申込みはこちらから。https://www.nutanix.jp/invisible/招待コードは「NTX049」にてお申し込みください。NTX-05 12:55-13:35システム運用をもっと楽に!Prism Proを使った高度なCluster管理 Nutanixが誕生して10年が経過しました。Nutanixが提唱した、インフラを簡単にする「Hyper Converged Infrastructure(HCI)」というアーキテクチャも、IT業界に広く浸透してきました。 またこの新しいインフラストラクチャを簡単に操作するための「Prism」も、ご利用いただいている多くの方々から高い評価をいただいています。 事前に特別なプログラムのインストールは不要で、WebブラウザでCluster IPへアクセスするだけでPrismへログインができ、様々なHCIの情報が確認できること、洗練されたインタフェース上で様々な操作が1-クリックで簡単に行えることなど、Prismが従来のインフラストラクチャの管理とは一線を画す理由は多く挙げられます。 Prism ElementとPrism Central さて、そんなPrismですが、みなさん存分に使い倒していますか? Prismには、Nutanixを導入すると標準で実装される「Prism Element(PE)」と、仮想アプライアンスで提供される「Prism Central(PC)」の2種類ががあります。 特にPrism Centralについては仮想アプライアンスを別途インストールする必要があることから、まだ利用いただいていない方も多いのではと思いますが、 Nutanixのソフトウェアやサービスにご興味を持っていただいた方にこそ、このPrism Centralはご利用いただきたいNutanix製品です。 Prism CentralとPrism Proライセンス Prism Centralは、大きく2つの特徴を備えています。 1.Nutanixの新しいソフトウェアやサービスの基盤 今後Nuta

Nutanix AOS 5.11登場!

本記事は2019年8月5日にProduct Marketing Lead HCI CoreのMayank Guptaが投稿した記事の翻訳版です。 原文はこちら。 Nutanix AOS 5.9は遡ること2018年10月にリリースされ、そのフォーカスは、より機能を増したソフトウェアベースの暗号化で既存のクラスタ内のデータをセキュアにすることや、ラックの障害に対応するためのアベイラビリティゾーンの機能向上、更にはDRのためのニアシンクへの機能向上でデータの保護や弾力性についてのものでした。 それ以降、我々Nutanixは絶え間なくNutanix HCIプラットフォームのコアを強化すべく活動を続け、AOSの5.10と5.11をリリースしました。AOS 5.10は2018年の12月にリリースされたもので、今回はAOS 5.11のリリースとそれがポータルからダウンロードできるようになったことをお知らせできることを大変喜ばしく思います。 この2つのリリースは共にコアであるAOSのストレージパフォーマンス、ストレージキャパシティ、データ保護、セキュリティ、そしてクラスタのライフサイクル管理機能を向上させるものです。今回の記事では主な機能のうちのいくつかを取り上げたいと思います。機能向上についての完全なリストについてはリリースノートをご参照ください。 パフォーマンスと拡張性ストレージQoSNutanix AOSのアーキテクチャにはすでにノイジーネイバー(やかましいお隣さん)から保護のためのQoSの機能が組み込まれています。AOS 5.11では、エンドユーザーによるストレージのサービス品質(QoS)のコントロールが可能となり、Nutanixのクラスタ管理者によるクラスタ内の選択した仮想マシンについてのIOPSの速度制限(スロットル)が可能となっています。 5.11のストレージQ0Sはミッションクリティカルなワークロードについての想定通りの一貫性というエンタープライズのITにとって重要な目的を達成できるようにしました。特定の仮想マシンについての速度を制限することで、さほど重要ではないワークロードからミッションクリティカルなアプリケーションがパフォーマンスについての影響を受けることを妨げることができます。ワークロードの統合を行っているサービスプロバイダもしくは大企業にとって、Q

非構造化ストレージを再アーキテクト

本記事は2019年7月17日にDevon Helms氏が投稿した記事の翻訳版です。 原文を参照したい場合はこちら。 もしも数テラバイトクラスのデータを保存せねばならず、その要件が3桁から4桁も大きくなっていくようなアーキテクチャを利用する際に、どんなことがおこるか考えてみたことはありますか?データサイエンティストの力を借りなくても、こんな状況において、どこがかおかしくなってしまうということは明らかです。レガシーなインフラストラクチャ上で急速に膨れ上がる非構造化データは、まさにこうした問題を引き起こしています。非構造化ストレージを見直すべきタイミングが来ており、大規模と自動化された運用を備えた新たな現実的なアーキテクチャを考えなければなりません。 アナリストファームのESGが発行した非構造化データの夜明けという最近のレポートでは、如何にレガシーアーキテクチャがレガシーなファイルもしくはオブジェクトシステム上に保存された重要なデータの効果的な管理、保存、アクセスの提供をうまくできていないかということを述べています。彼らはモダンな非構造化ストレージソリューションは管理者がこのデータの大洪水を管理するのを手助けするだけでなく、ビジネスを成功へ導くためにユーザーが必要なデータにアクセスする優れた方法も提供できなければならないとしています。 主な問題はレガシーアキテクチャ上の非構造化データのサイロが急速に大きくなっていることです。ファイルもしくはオブジェクトシステム上に保存されている非構造化データはより多くのユーザー、エンドポイントとなるマシンが増え続け、より多くのプライマリ、そしてコピーデータを生成することで、2年ごとに倍増しています。これはゴミデータではありません。ときにはビジネスの成功に重要なものなのです。 非構造化データはオーディオやビデオそしてソーシャルメディアへの投稿などを含み、大抵の場合、簡単に検索ができるようなものではありません。それぞれ内部構造自体は持っていますが、事前に定義されたデータモデルで構造化されているものではなく、おそらくはテキストもしくは非テキスト、更には人が作成したか、機械が生成したというものです。そして殆どの場合はファイルもしくはオブジェクトストレージに保存されています。 継続的な、信頼性のあるストレージ上のデータへのアクセスを最適な

ITインフラストラクチャを刷新すべきだという10のサイン

本記事は2019年7月15日にInes Marjanovicが投稿した記事の翻訳版です。 原文を参照したい場合はこちら。 90年代 ーITの「映画:ワイルド・ワイルド・ウェスト」の時代ーにそれが始まってから、3階層アーキテクチャはビジネスに必要不可欠なものとして存在し続けてきました。当時としては革命的なものでしたが、近代的な組織が市場における競争力を維持するために必要とする拡張性、柔軟性、そして俊敏性を備えたものではありません。ITチームをデータセンターの外で、イノベーションの最前線に投入するためにはビジネス部門は「充分に良い」だけのインフラストラクチャに頼っていてはいけません。 強力で、将来を見据えたインフラストラクチャへ備えができているか、その必要があるか、もしくは皆さんのチームとの議論が必要ということもあるでしょう、以下を読み、インフラストラクチャの刷新の期限が切れていないかどうかご確認ください。 1. (未だに!) 仮想化のためにコストを掛けている仮想化はITリーダーたちにとって基盤となるテクノロジーで、ビジネスにとっては疑う余地もなく必要なものです。ITインフラストラクチャは仮想化の機能をアドオンとして提供することもありますが、議論の必要もないほどの仮想化の重要性を考えると、なぜそれがプレミアムとして課金の対象となるのでしょうか? それは彼らにそれが可能だからです。ですが、それに流される必要はありません。仮想化はインフラストラクチャに組み込まれているべき ー 最初から ー なのです。なぜ、そしてどのようにという詳細についてはこのホワイトペーパーを参照していただきたいのですが、結論としては以下のとおりです:ITが必要とするものは高価なアドオンであってはならない。 2. 自宅よりもデータセンタで過ごす週末が多い今週末は湖畔で過ごそうとお考えですか? 申し訳ない、アップグレード作業があるので外に出ないでください。ビーチにでかけたいと思っていますか? ムリ、障害対応のお時間です。 もしもインフラストラクチャが皆様の時間を捕まえて話さないのであれば、これ以上ないぐらいのレッドフラグです。ハイパーコンバージドを採用した76%ものお客様が平均すると週に40時間もしくはそれ未満で業務を終えられているということをご存知ですか?ハイパーコンバージェンスの自己治癒の能力が

Nutanix Flowでセキュリティは摩擦のないものへ

本記事はNutanixのMike Wronski氏、Jason Burns氏、Abhishek Tiwari氏によって2019年6月5日に投稿された記事の翻訳版です。 原文を確認されたい場合はこちら。 ニューオリンズでの.NEXT 2018で我々がNutanix Flowを正式発表してから1年が経ちました。この一年間は我々にとっていろいろな意味で素晴らしいものでした ー お客様はFlowの利用を開始し、我々は彼らそれぞれの課題、マイクロセグメンテーション、そしてソフトウェア・ディファインド・ネットワーク(SDN)の状況から多くのことを学びました。Flowについてお話を伺った全てのお客様は我々のマイクロセグメンテーション製品 ー 数クリックで有効にして構成ができ、インストールが不要で、APIに裏付けられ、自動化が組み込まれている ー のシンプルさを気に入っておられました。こうした対話の中で、我々は新しいもしくは現在のテクノロジーが創り出した様々な課題についても発見することになりました。以下では我々が見つけた教訓やFlowの今後について共有させていただきます。まずは、我々のお客様がどのようにFlowを利用しているかを見ていきましょう: ネットワークセグメンテーション: 物理デバイスやVLANではなくFlowを利用してソフトウェアで仮想化ネットワークのセグメント化を行い、ネットワークの複雑さを低減し、「ソフトウェア・ディファインド」を活用します。Flowを利用することで、お客様は物理ネットワークのサイロ化と複雑さを避けることができます。Flowの視覚的なポリシーモデルは構成に関する変更を容易にし、セキュリティゾーン間のワークロードの移行や昇格を簡単なものにします。実際の例としては以下を含みます:検証用の仮想マシンから開発環境を分離、DMZを作成、仮想デスクトップのようなワークロードを人事アプリケーションから隔離。 アプリケーションのセグメンテーション: Flowをつかってアプリケーションが本当に必要な通信だけを行うように制限をかけることでセキュリティを向上させることが可能です。これによって、マルウェアがアプリケーション間やアプリケーション層間を広がっていくことを制限することができます。例えば、ウェブサーバーはアプリケーションロジックの仮想マシンとだけ通信をすべきであ

クラウドファーストはしばしば間違い、その理由は?

本記事はJohn Williamson氏が2019年6月14日に投稿した記事の翻訳版です。 原文はこちら。 いくつかの企業にとって「クラウドファースト」ポリシーは疑いようのないものとして捉えられており、特に従来型のデータセンタインフラストラクチャのぬかるみと比較した場合にそれは顕著です。しかし、今日ではハイパーコンバージドインフラストラクチャ(HCI)のような新たなソフトウェア・ディファインド・データセンタソリューションがITの俊敏性を提供しながら、一方でパブリッククラウドで利用可能なものよりもより優れたセキュリティと統制を提供しています。驚くかもしれませんが、多くの人々がパブリッククラウドを利用する主な動機はそのコストであるということを述べますが、そうした事実を他所に、殆どの場合では、Nutanix Enterprise CloudのようなオンプレミスのHCIソリューションのコストよりも劇的に高いのです。 IDCが公開した調査によると、エンタープライズのワークロードの殆どを占めている負荷の予測が可能なワークロードにおいては、パブリッククラウド上でこれを動作させるコストはオンプレミスのNutanixで動作させる場合と比較して平均して2倍ほどになるということです。そして、2018年のIDCのCloud Repatriation Accelerates in a Multicloud Worldと銘打たれた調査によると、80%もの組織がパブリッククラウドからオンプレミスへとアプリケーションを回帰させており、今日インストールされている50%のパブリッククラウドアプリケーションは今後2年間のうちにオンプレミスへ回帰する予定であるとしています。 Steve Kaplan氏は彼の最新の著作である、The ROI Story: A Guide for IT Leadersで、導入時の先行投資がパブリッククラウドで下がるったことを理由に全体コストについて誤解している企業があると説明しています。初期コストは全体の大きな方程式の中の一つの要素にしかなりません。そしてITの意思決定者はすべての要素を勘案し、IT投資の本当のコストを足し合わせた経済的な分析を行うべきです。 パブリッククラウドとNutanix HCIのTCOを比較する際、Kaplan氏は以下を考慮するように推奨してい

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