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こんにちは、HYCU(ハイク)の吉田です。   複数拠点、複数のNutanixクラスタ環境をお持ちの場合、どのようにバックアップやDRを実現するのでしょうか?最近続けてお問い合わせを受けていますので、今回書かせて頂きました。   HYCUは45日間使用できる評価版をご提供しておりますので、環境をお持ちの方は実際に触って頂くほうが分かりやすいと思います。 フリートライアルのご依頼はこちらから https://www.hycu.com/tryhycu/   とにかくすぐに試したいという方は、Nutanix Test Driveから申請することで、Nutanix Mine with HYCUのデモ環境が触れます。 https://www.nutanix.com/jp/test-drive-hyperconverged-infrastructure 2拠点構成ではありませんが、操作イメージは掴めると思います。   さて、本題に入ります。 今回のシナリオは2つの拠点、リモート拠点とデータセンターとします。 両サイトにNutanixクラスタが存在し、リモート拠点のデータ保護が目的です。   リモート拠点のバックアップだけであれば、リモート拠点にバックアップの仕組みを構築すればいいのですが、DRまで考慮するとデータセンターへデータを複製することを検討しないといけません。また、リモート拠点にIT担当者が居ない場合、バックアップの仕組みを日々どうやって運用するのか課題が出てきます。 そこで、Nutanixの”保護ドメイン”とHYCUの”Backup from Replica”を組み合わせることで、バックアップとDRの両方を実現します。 この構成のメリットはこちらです。 リモート拠点からバックアップデータをコピーしないため、WANを流れるデータ量を増やさない リモート拠点に何も展開しない(エージェントもプロキシも作業担当も不要) データはリモート拠点でもデータセンターでも、どこにでも復元可能   構築の流れは、 Nutanixで保護ドメインを作成し、リモート拠点のVMスナップショットをデータセンターへレプリケートする。NearSyncとAsyncどちらも可能。 HYCUのポリシー作成画面で、”Backup from Replica”オプ

本記事は2020年8月19日にJosh Odgers氏が投稿した記事の翻訳版です。原文はコチラ。パブリッククラウド内のベアメタルハードウェアにHCI(ハイパーコンバージドインフラストラクチャー:IT環境整備のための仮想化基盤インフラ)ソリューションをデプロイするメリットは、価値実現までの時間、スケーラビリティ、およびシンプルさという観点で大きな意味がありますが本ブログシリーズで紹介しているように、すべてのHCI製品が同じように開発されているわけではありません。もっともよく使用されている2つのHCIソリューションはVMware vSANとNutanix AOSであり、どちらのソリューションでも、ベアメタルインスタンスを使用したAWS EC2のサービスが用意されています。本ブログで連載するこのシリーズでは、パブリッククラウドベースのHCIソリューションを選択する際に考慮すべき主なトピックについて紹介します。尚、このブログシリーズは、新しいトピックを追加して改訂したり、テクノロジーの変化に応じて、必要に応じて改訂したりする場合があります。パート1 – ネットワークパフォーマンス パート2 – TCO/ROIとストレージ容量  パート3 – 大規模環境でのTCO/ROIとストレージ容量  パート4 – データ効率テクノロジーと回復力に関する考慮事項  パート5 – ストレージデバイス障害と回復力への影響  パート6 – ベアメタルインスタンスの障害  パート7 – ストレージI/Oパスと回復力への影響  パート8 – ストレージの拡張と運用への影響  パート9 - キャパシティの改善と妥協なきパフォーマンス(更にその上でしなやかさは?) パート10 – 未定NutanixとVMware vSAN / VxRAILのプライベートクラウド/オンプレミスの比較については、以下を参照してください。NutanixとVMware vSAN / DellEMC VxRailを比較

本記事は2020年6月17日にMayank Gupta氏が投稿した記事の翻訳です。原文はこちら。   NutanixはNutanix Calm 3.0のリリースを発表できることを嬉しく思います。アップデートの全リストはこちらでご覧いただけますが、以下にいくつかのハイライトをご紹介したいと思います。 Nutanix Calmはご存知のように、開発者や運用チームのためのセルフサービスの仮想マシンとアプリケーションのライフサイクル管理、監視、標準化を提供します。発売以来、お客様はNutanix Calmを使用して、プライベートおよびパブリッククラウドのIaaS VMやビジネスアプリケーションの選択、プロビジョニング、管理を行ってきました。   ランブック(指示書)   3.0で新たに追加されたNutanix Calmランブックは、ハイブリッドクラウドインフラストラクチャ内のインフラストラクチャとアプリケーション全体の自動化タスクのオーケストレーションを支援します。ランブックは、Nutanix Calmのブループリントによってすでに有効化されている仮想マシンやコンテナ、アプリケーションのライフサイクル管理以外のタスクを簡単かつスケーラブルにオーケストレーションする方法をユーザーに提供します。ランブックは、ロールベースのアクセスに基づいてエンドユーザーが手動で起動することも、REST APIを介してモニタリングツールやサービスデスクツールから起動して自動実行することもできます。 ユースケース例: アップグレード、パッチ、ロードバランサやファイアウォール等の共有リソースに対するヘルスチェックや設定変更 以前は、何百ものデータベースインスタンスにまたがる重要な脆弱性にパッチを当てるなどのタスクは、アプリケーションの各インスタンスにパッチを当てなければならないため、ブループリントを使って行うことは困難でした。ランブックは、何百ものアプリケーションインスタンス、または共有リソースのライフサイクル管理を簡素化します。 ランブックは、"何をするか "と "どこでやるか "を定義するオーケストレーションタスクの集合体です。シェル/パワーシェルコマンド、変数、HTTPリクエスト、遅延、ループ、分岐タスクをサポートしています。その性質上、ランブックはアプリケーションのグルー

本記事はJosh Odgers氏の記事の翻訳版です。原文はコチラ。本シリーズの索引はコチラです。 AWS EC2などのパブリッククラウド製品は「ベアメタル」サーバーをレンタルする機能を長年提供しており、顧客やパートナー企業はこの機能を利用することで、それぞれ選択したワークロードやソリューションをデプロイしています。追加のハードウェアはスタンバイ状態になっており、これまでと比べ短時間でのデプロイが可能なため、ハイパーコンバージド・インフラストラクチャー(HCI)ベンダーは、オンプレミス環境よりもさらに柔軟にオンデマンドで拡張できる形でベンダーのソリューションを提供できるようになりました。AWS EC2などのサービスは、ベアメタルインスタンス当たりの接続数や使用可能な帯域幅に関して、顧客がネットワークをほとんど制御できない点が課題となります。例えば、よく使用されているi3.metalインスタンスには、36個の物理CPUコア、512GBのメモリー、および25ギガビットネットワーク(公表値)が、8本の1.9TB NVMe SSDとともに含まれています。参照: https://aws.amazon.com/ec2/instance-types/i3/この構成は、Nutanixのような高度なHCIソリューションには最適ですが、ネットワークへの依存度が高いvSANのような製品にはそれほど適していません。「25ギガビットネットワーク(公表値)」とした理由実際に25Gbpsが使用可能なわけではないためです。使用できるのは、i3.metalインスタンスが同じ1台のラック内に配置されている場合は接続当たり最大10Gbps、複数のラックにまたがって配置されている場合は最大5Gbpsです。以下の例は、最新のアイドル状態のクラスターでテストした結果、AWS EC2で大きなばらつきが発生するということを示しています。次に、HCIソリューションをAWS EC2にデプロイした場合の、ネットワークの利用状況への影響について紹介します。ストレージトラフィックと仮想マシントラフィックストレージトラフィックがネットワークを独占的に使用する場合、仮想マシントラフィックが使用できる帯域幅はごくわずかであるため、ストレージ層のパフォーマンスが高くても、エンドユーザーアプリケーションやビジネスクリティカルなアプリケ

こんにちは、HYCUの吉田です。   以下にNutanix Mineの記事がありますが、その中でNutanix Mine with HYCUに少しだけ触れられている箇所があります。 https://next.nutanix.com/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%A0-70/nutanix-mine-%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E3%82%92hyperconverge-32809   でも、HYCUって何?と思われる方もいると思いますので、Nutanix MineにおけるHYCUの役割を紹介させて頂きます。 HYCUは日本の俳句から名前をつけた会社でハイクとかハイキュと読みます。日本が好き、Nutanix愛が止まないというデータ保護ソフトウェアを作っています。そして、セカンダリーストレージのMineにバックアップやアーカイブなどの機能を補完します。 仮想アプライアンスとして提供されていて、Mineの上にのせて動かし、Web管理画面から操作したり、Prismにダッシュボード画面を提供したりします。     じゃあ、具体的にどのようなものなのか、今回ご紹介したいと思います。 製品の特長は1枚にまとめるとこんな感じです。   順を追ってお話します。Mineを導入される方は、まずMineを設置します(すみません、当然ですね)。 その後に、HYCUの仮想アプライアンスを展開します。3min Deploymentとありますが、本当に3分位で展開できます。はじめにPrism画面から、HYCUイメージをアップロードします。1GBちょっと位なので、すぐ終わります。そして、イメージから仮想マシンを作成し、画面に従ってネットワーク設定を入力すると完了です。   なぜこんなに早いかというと、CentOSをベースに必要なソフトがパッケージ化されていて、それをそのまま動かすだけだからです。他のソフトやライセンスは一切不要です。バックアップデータを内部に保存することもなく、極めて軽量にできていますし、多くの場合ではVM1台で運用すると思います。 また、個別の設定情報やログなどは2台目の仮想

本記事は2020年8月13日にJosh Odgers氏が投稿した記事の翻訳版です。原文はコチラ。本シリーズの索引はコチラです。 Amazon EC2(AWS)などのパブリッククラウドサービスをNutanix ClustersやVMware Cloud(VMC)などの製品と併用することを検討する場合、ソリューションの仕組みや関連する総所有コスト(TCO)と投資対効果(ROI)を把握して、これらの要素を考慮することが重要です。簡単ながらも見落しがちなのは、どの程度のベアメタルリソースを実際に使用できるのかという点です。以前に製品比較したときに紹介したのですが、マーケティング資料(大概は「チェックボックス」形式のスライド)を比較して、記載されているままの価値を真に受けると、アーキテクチャーやサイジングに関して容量や回復力、パフォーマンスなどの重要な要素を検討する際に、誤った認識を前提としてしまう可能性があります。AWS i3.metalでVMCを使用する場合について、簡単な例を紹介します。AWSでi3.metalを使用した3ノードVMCクラスターVMCで31.1TBの物理容量が提供されているのが分かります。VMCは「ディスクグループ」を使用するvSANをベースとしており、「ディスクグループ」ごとに「キャッシュ」ドライブが必要です。VMCに対して、VMwareでは2つのディスクグループを使用することを選択しているため、キャッシュドライブとキャパシティドライブの比率は1対3になります。3ノードVMCクラスターのディスクグループ構成(i3.metal)次に、Nutanix Clusters on AWSを使用する場合の、使用可能な容量について紹介します。 Nutanix AOSのおかげで、3つのi3.metalノードで39.8TBが提供されており、VMCの場合よりも24.5%多くなっています。小規模な3ノード環境でも、AWSでi3.metalインスタンスを使用する場合は、Nutanix ClustersのほうがROIがはるかに高くなることが明らかです。その理由は、Nutanix AOSでは、キャッシュドライブとキャパシティドライブという、アーキテクチャー上の欠陥を持つ時代遅れの概念を適用していないためです。Nutanixノード内のすべてのフラッシュデバイスが書き込みと読み取りの

本記事は2019年4月16日にMichael Haigh氏とMaryam Sanglaji氏が投稿した記事の翻訳版にNutanix Solutions Architect - AutomationのSho Uchidaが一部改編を加えました。 原文はこちら。   あなたの組織は取り残されていませんか?   DevOpsの手法を採用する組織が増えてきており、成功している組織は同業他社よりも競争上の優位性を得ていることが明らかになってきています。2016年のState of DevOpsレポートの次のような結果を考えてみましょう。"業績の高い組織は、開発スループットの面で業績の低い同業他社を決定的に上回っています。業績の高い組織は、業績の低い組織の200倍の頻度でデプロイを行い、リードタイムを2,555倍に短縮しています。また、リカバリが 24 倍速く、変更の失敗率が 3 倍低くなっており、業績の低い組織を大幅に上回り続けています。"   しかし、このような変化は一夜にして起こるものではありません。それには通常、劇的な文化的シフト、従前とは異なるアプリケーションアーキテクチャ、そして高度な自動化が必要です。最も成功しているDevOps組織は、「クラウドネイティブ」アプリケーションを採用しています。これは、オープンAPIを備えた疎結合のマイクロサービスであり、伝統的に高度な自動化機能を備えたパブリッククラウドインフラストラクチャ上に展開されています。2017年のState of DevOpsレポートでは、「疎結合のアーキテクチャとチームは、継続的なデリバリ実現に向けた最強の武器である」ことが明らかになっています。より高いITパフォーマンスを実現したいのであれば、緩く結合されたサービス、つまり互いに独立して開発・リリースできるサービスと、変更を行う権限を与えられた緩く結合されたチームへの移行を開始しましょう。疎結合なチームとサービスのメリットは、スループットの向上、品質と安定性の向上です。   従来、クラウドネイティブアプリケーションを成功させるために必要なインフラストラクチャは、パブリッククラウドに限定されていました。しかしながら、この常識はもう通用しません。管理者はNutanix Cloud Nativeを使用することで、開発者が次世代のアプリケーショ

こんにちは、HYCU(俳句)の吉田です。   前回はNutanix Mine with HYCUのHYCUって何?について説明させて頂きました。これまでHYCUについてご存じなかった方もイメージを掴んで頂けたなら幸いです。 さて、その際に私はHYCUには面白い特徴が10あるとお伝えしました。 RTOを設定することで、決めた時間内にリカバリができるか予測を立てる データ保護の3-2-1ルールに従って、データをなくさないようにコピージョブやアーカイブジョブとシームレスに連携 Nutanixスナップショットの保持世代を指定し、迅速復旧に活用 CBT(変更ブロックトラッキング)を使ったVMのバックアップ CFT(変更ファイルトラッキング)を使ったNutanix Filesのバックアップ Nutanix ESXiからのStunフリーバックアップ 絶対にエージェントを使わずに(特許取得済み)、仮想マシン内のアプリケーションを自動検索・自動認識し、アプリケーションレベルの静止点を確保したバックアップ リモート拠点のマシンも、Nutanixのレプリケーション側から楽にバックアップ オンプレミスもクラウドも場所を問わない、バックアップの保存場所登録 ランサムウェアに強いセキュリティ対策 今回からは、少し深堀りしながらどうやってHYCUがNutanixを補完するのかお話ししたいと思います。   と、その前に・・・ HYCUではフリートライアル版をご提供しています。 45日間使えるキーが含まれていますので、是非お試しください。 フリートライアルのご依頼はこちらから https://www.hycu.com/tryhycu/   さて、HYCUの機能を一枚にまとめるとこんな感じです。 Nutanixを美味しくする秘伝のタレ   1.RTOを設定することで、決めた時間内にリカバリができるか予測を立てる HYCUのジョブはポリシーベースになっています。 このポリシー中に[RECOVER WITHIN]という設定がありますが、許容できるRTO(戻すまでに掛かる時間)を決めることができます。例えばこの値に6時間を入れると、復元タスクを開始して6時間以内で復元が完了するのか予測を立てます。 測定のベースとなるのは日々のバックアップ転送速度やバッ

こんにちは、HYCU(ハイク)の吉田です。   Nutanix環境のデータ保護についてお話を伺う機会が増えてきましたが、その中でFilesのバックアップ要件が多いようですので、今回Filesのバックアップについて書きたいと思います。   HYCUは45日間使用できる評価版をご提供しております。 フリートライアルのご依頼はこちらから https://www.hycu.com/tryhycu/   とにかくすぐに試したいという方は、Nutanix Test Driveから申請することで、Nutanix Mine with HYCUのデモ環境が触れます。 https://www.nutanix.com/jp/test-drive-hyperconverged-infrastructure Nutanix Filesの環境ではありませんが、操作イメージは掴めると思います。   さて、本題に入ります。今回のシナリオはNutanix Filesのバックアップです。 HYCUは、ネイティブのCFT(Change File Tracking)APIを使用してNutanix Filesに完全に統合されたバックアップおよび復元機能を提供する最初のソリューションです。 NDMPのような従来型のバックアップはファイルサーバーに大きな負荷をかけていて、変更されたファイルを識別するためにファイルツリー全体を読み取る必要がありますが、HYCUはCFTを使用して、変更されたファイル情報を即座に取得することができます。また、Point-in-timeバックアップ(仮にバックアップに時間が掛かったとしても、どの時点のファイル/フォルダをバックアップしたか把握)が可能です。 尚、このCFT対応ですが、HYCU以外ではあと1社しか対応しておらず、HYCUとNutanixが密に連携していることを証明しています。   HYCUによるNutanix Filesバックアップの特長はこちらです。 CFTを使用することで高速増分バックアップとPint-in-timeバックアップを実現 Nutanixスナップショットとの連携(スナップショットからのバックアップ取得により、使用中(オープン)のファイルもバックアップ可能) Nutanixスナップショットからの高速ファイル復元(スナップショ

本記事は2020年7月20日にNutanixのEnterprise ArchitectであるAmin Aflatoonianが .NEXTコミュニティに寄稿した記事の翻訳版です。 原文はこちら。    Juniper Contrailはテレコム・クラウド業界で幅広く様々なユースケースで展開されているソフトウェア定義のネットワーク機能(SDN)コントローラーです。最近NutanixとJuniperはNutanixのネイティブなハイパーバイザー である AHV上での展開が検証済みであるということをアナウンスしました。 この記事では、この2つのテクノロジーをアーキテクチャの面から見ていき、どのように統合が行われているか解説していきます。 アーキテクチャ このセクションではContrailとAHV製品の両方のアーキテクチャの概略を見ていき、これら2つの製品がどのように結合して付加価値サービスを提供するのかをお見せしていきます。これらの製品について更に詳しく学びたい場合にはNutanixとJuniperのオフィシャルウェブサイトをご確認ください。 Juniper Contrail Contrailはオーバーレイネットワークを物理、そして仮想インフラストラクチャ上に作成・管理するSDNコントローラーです。 Contrailは主に2つのコンポーネントから構成されています: Contrail vRouter: ハイパーバイザー上で稼働し、仮想マシンに対してネットワーク機能を提供する分散ルーター Contrail Controller: 複数のvRouterの統制、管理、オーケストレーション、分析を提供する論理的な集中コントロールプレーン 図 1 Contrail アーキテクチャContrailの最も高いレベルでは、そのノースバウンドインターフェイス(NBI)経由でコントローラーはハイレベルなネットワーク構成(仮想ネットワーク、vNIC、ルーティング、ポリシーなど)を受け取り、それに合わせてvRouterのルーティングテーブルをプログラムします。こうした指示をvRouterに送信するためにコントローラーはXMPPプロトコルを利用しています。 データプレーンのレベルでは、vRouterが仮想マシンに接続されたインターフェイス(vNIC)からトラフィックを受信した