VMware環境内のOracle – 今回はFUDなし!

  • 1 October 2019
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本記事はTechnical Director, Business Critical AppsのMichael Webster氏が2019年9月17日に投稿した記事の翻訳版です。
原文はこちら



John Troyer氏は本日のOracle OpenWorldでの出来事を象徴していると思います ー 世界がひっくり返った? Oracle Cloud Infrastructure上のVMwareのサポートとそれがオンプレミスの環境であったとしてもVMwareハイパーバイザー上のOracleのソフトウェアがサポートされます!
[img]https://pbs.twimg.com/profile_images/1138638060394930178/0t3xziuG_bigger.jpg[/img]John Mark Troyer@jtroyer
Hell freezes over? I think Larry undersold this VMware-Oracle announcement. Along with VCF on OCI, It includes mutual support for Oracle software on VMware! #OOW19[img]https://pbs.twimg.com/media/EEn-yGDUcAA248K?format=jpg&name=medium[/img]
639:03 AM - Sep 17, 2019Twitter Ads info and privacy


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本日サンフランシスコで開催されたOracle OpenWorldで、最初はさほど大きな注目を集めなかった小さなアナウンスが行われました。しかし、実際にはこれはIT業界に地殻変動的な変化をもたらすものです。OracleとVMwareは共同でOracle Cloud Infrastructure上のVMwareのStackについてVMware Cloud Foundationをサポートし、同時にオンプレミスの環境であってもVMware上のOracleソフトウェアについてのサポートを行うとアナウンスしました。すでにHyper-Vを認証していますが、これはOracle社が自身のソフトウェアのサポートをVMwareのハイパーバイザー上で行うということであり、初めてVMwareのエコシステム内での存在感を示したということになります。
OCIは他のクラウドベンダーと比べネットワーキングが劇的に複雑でないことを含む、幾つかの機能を保持しています。ですから、VMwareはそこからの利益を享受することができます。それに加え、OCIを利用しているVMware社の顧客はOracle社の高度なチューニングを含むOCIのネイティブな機能にダイレクトにアクセスできるようになります。これは両社にとって素晴らしい加速車線であり、VMware社のハイブリッドクラウド戦略の展開をよく顕したものです。もしかすると数週間後にラスベガスで開催されるTechEdか、その後でSAPのクラウドと似たようなアナウンスをVMwareが行うのではないかと予想しています。
長く友人でいるVMwareの社員たちにこのアナウンスについての動きを歓迎するメッセージを送りました。我々は10年以上に渡ってOracleと本件について戦い続けてきており、ある意味で共通認識を持っていました。ついに動きがあったのです。これはOracleがお客様が何を望んでいるかをより正しく理解したということであり、将来全ての仮想化にとって良い影響を与えることになります。しかし、今はまだしっかりとこれが広く展開されることを確認することにしましょう。
全てのNutanixのお客様にとって良いニュースはこのアナウンスメントはすでにNutanix上のVMwareでOracleを動作させているお客様に直接の利益をもたらします。以前はここは多くのFUDにまみれていました。今や、サポートの状況はより明瞭になりました、全てのハイブリッド関連も利用することができます。AHVということになると我々はすでに我々のストレージスタックが Oracle HCL for iSCSI (AHVが利用しています)上に記載されており、更にNutanix Filesも同様です。我々はすでにより高いレベルでのサポートを受けられるのです。
最後に
これはVMwareにとって大きなアナウンスメントです、ついにOracleがVMwareのハイパーバイザー上でそのソフトウェアをサポートすることになりました。それだけではなく、OracleにとってOracle Cloud Infrastructureがより多くの顧客を獲得するための非常に重要な道筋を提供することになります。それは冷戦の終わりとともにベルリンの壁が崩壊したようなものです。もちろん、様々ことが起こっていくためにはもっと多くのことがこのアナウンスメントについて明らかにならなければなりません。これはNutanixのお客様を含む両社のお客様にとって素晴らしいニュースです。NutanixはOracle Database SolutionバンドルをOracle OpenWorldで共同アナウンスすることになっています。もしもカンファレンスに参加されているのであれば是非ご覧になってください。公開のアナウンスで更に詳しくお伝えができる見込みです。
Nutanixは継続してOracleをエンタープライズの環境においてより簡単なものへする努力を続けています。我々のデータベース・アズ・ア・サービスそして、コピーデータソリューションである ー Eraです。本稼働系のデータを保持する本稼働系ではないクローンをゼロバイトのオーバーヘッドとマスキングを含め作成することができ、ストレージ容量を開放して、開発者や検証を行う人の生産性を向上させます。 Nutanix Era はOracleや他のデータベースエンジンを非常に簡単にするきっかけとなり、DB管理者により高いレベルの統率性と生産性を提供します。是非ご覧になり、デモを確認いただくことをおすすめいたします。データベースのコピーやクローンの管理に地殻変動を起こすことになるでしょう。

This post first appeared on the Long White Virtual Clouds blog at longwhiteclouds.com. By Michael Webster +. Copyright © 2012 – 2019 – IT Solutions 2000 Ltd and Michael Webster +. All rights reserved. Not to be reproduced for commercial purposes without written permission.

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