本記事は2021年9月21日にJeremy Launier氏が投稿した記事の翻訳版です。
原文はこちら。.NEXT 2021に関する記事の索引はこちら。
今現在、データベースはほぼすべての組織に存在すると言っても言い過ぎではありません ー データベースは至るところにあります ー それ無しでは業務もそして競争に打ち勝つこともできません。組織の規模やその複雑さに関係なく、データベースのアナリストと管理者は疲れる暇もなくデータを管理し、データベースが提供するビジネス価値 ー 競争優位性に関する分析や戦略的な活動の推進 ー を展開することでステークホルダーをサポートしています。
NutanixはIDCに、データベースの管理にまつわる課題や複雑さについて議論したInfoBrief *の執筆を委託しました。その結果は目を見開くべきものでした :
- 73%の組織はオンプレミスとクラウド環境とで異なる手順でデータベースの管理を行っていました。
- 75%のリレーショナル・データベース(RDBMS)環境は依然としてプライベートクラウドに残されていました。
- 63%の回答者はプライベートとパブリッククラウドをまたがった共通のデータベース管理が非常に有用であると信じていると回答しました。
多くの組織はデータベースのライフサイクルの管理の複雑性に消耗しており、特にこの調査によってオンプレミスでこれが顕著であることが明らかになりました。これには新たなデータベースの展開、既存のデータベースの管理、そしてデータベースのライフサイクルに関連するバックアップ/リカバリ、アップグレード、パッチ、拡張、そしてデータ管理などの多くの日々のタスクが含まれています。
Nutanixは3年ほど前にEraデータ管理ソフトウェアをリリースし、データベース管理にシンプルさと自動化をもたらしました。我々はお客様がデータベースサービスをAPI経由でオンプレミスでも、クラウド上でも、もしくはクラウドをまたぐ形でも一貫したやり方で、運用し、利用する、そうした未来を思い描いています。我々はこれをお客様に対してデータベースにまつわるタスクを透過的なやり方で自動化することでOSとデータベースのヴァージョン、そしてカスタマイズ性を維持したまま、自動化による効果を享受できるようにすることで提供しようとしています。製品の立ち上げ以降、Nutanix Eraは桁外れのROIを提供するという実績値ベースの成果を提供して来ました。これはForrester Total Economic Impact (TEI) Report でも実証されています。
それでは最新の機能をご紹介していきましょう。
シンプル化されたストレージの拡張
EraはPostgreSQL, Microsoft SQL Server, and Oracle Databaseのような幅広く利用されているデータベースエンジンをハイブリッドマルチクラウド環境をまたいで管理します。今回、容易に、そして迅速にデータベースのストレージをオンラインで拡張できるようになりました。数日にも及ぶチューニングと検証が1-クリックの操作になったのです。
データベースのガバナンスの強化
Eraは今回、そのセキュリティ機能をデータベースへの共有アクセスやデータベース操作やタスクにおけるロールベースのアクセスコントロールによってセキュリティ機能を強化しています。これによってデータベースのコントロールやアクセス性におけるお客様自身のセキュリティやコンプライアンスポリシーを簡単に実装することができるようになっています。例えば、データベース管理者はこの新たなRBAC機能を利用して、コントロールはそのまま維持しながら特定のデータのみを開発者に共有することができるようになります。
マルチリージョンでのデータベースフェイルオーバー機能
Eraを利用して高可用性を備えたデータベース管理のためのマルチクラウドコントロールプレーンを実現することができるようになりました。これによってデータベースそのものはもちろん、そのデータベースの管理機構もサイト全体に渡る障害から保護されることを保証しデータベースの高い可用性を実現できるようになります。
ServiceNowのワークフローのサポート
NutanixはNutanix EraをServiceNowプラットフォームへと統合しました。Service Nowへとデータベース管理を統合するNutanix Eraプラグインを利用することで、EraとServiceNowを利用しているお客様は標準のワークフロープロセスを利用してデータベースについてのリクエストや運用を簡単に行うことができるようになります。こちらの記事を参照し、更に詳しくデータベースについてのリクエストに対応するServiceNowのワークフローについて学んでください。
皆様の思い通りのデータベース・アズ・ア・サービス(DBaaS)はもはやただの幻想ではなく、現実のものです。EraのページへとアクセスしEraのすべての機能について詳しく学ぶことをおすすめいたします。またその場にいながら Eraのtest driveにサインアップすることも可能です。Eraの1-クリック、エンドツーエンドの思い通りのデータベース・アズ・ア・サービスを学ぶベストな方法です。
Jeremy Launier氏はNutanixのデータベース・アズ・ア・サービス Era担当の Senior Director of Product Managementです。
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*Source: IDC InfoBrief, sponsored by Nutanix, IT Practitioners’ Views on the Challenges of Hybrid Cloud Database Management: Worldwide Survey Results, doc #US48116921, September 2021