@MUMU さん、お疲れ様です。
商用版のNutanix製品として回答させていただきます。
Nutanixのクラスター内にCPUの世代違いやスペックが異なるモデルを混在させることは可能です。
ただし、AllNVMeモデルとSSD+HDDのハイブリッドノードの混在ができないなど、構成による制限はございます。
Nutanixのクラスターは最低3ノード以上必要になるため、いただいている内容からすると4ノードのクラスターから2ノードをRemoveしようとしていますが、2ノードのRemoveはできないという回答になります。
仮に1クラスターに5ノード以上ある環境であれば、世代に関係なく2ノードのRemoveが可能となります。
質問①についてご提示の構成であれば、ノード1,2とノード3,4の混在で4ノードのクラスターにすることは可能な認識です。ただし、ノード1,2は搭載しているリソースが少ないため、ノード3,4の障害時にHAなどのリソースが不足しないようにワークロードのサイジングを考慮しておく必要がありそうです。
その他、注意点をいくつか紹介しますので参考にしていただければと思います。
@Shadowhat さん、おつかれさまです。
ご回答いただきありがとうございます。
まずNutanixのクラスター内にスペックが異なるモデルを混在させることは可能ということですね。ただ一部構成の制限があることは理解いたしました。
ちなみに、スペックが異なるモデルを混在させることは、Nutanixとしては技術的には可能だが非推奨となるのでしょうか?
もしこのあたりの情報や諸源をお持ちでしたら、可能な範囲でご教示いただけますと助かります。
ノードのremoveですが、質問の記載が分かりづらく申し訳ございません。
今回想定していたのは、
・4ノードクラスタに、ノード3/4と同じスペックのノード2台(ノード5/6)を追加
・一時的に6ノードクラスタとなった環境から、小さいスペックのノード2台(ノード1/2)をremove
という流れでした。
「1クラスターに5ノード以上ある環境であれば、世代に関係なく2ノードのRemoveが可能」ということでしたので、こちらも実現可能ということで安心いたしました。
@MUMU さん、お疲れ様です。
ご質問にご回答させていただきます。
> スペックが異なるモデルを混在させることは、Nutanixとしては技術的には可能だが非推奨となるのでしょうか?
> もしこのあたりの情報や諸源をお持ちでしたら、可能な範囲でご教示いただけますと助かります
大きくスペックが異なるモデルが混在している場合、1ノードが故障しHAが発動した場合、残りのノードのリソースで受けきれるように設計する必要があるので、その点に注意をして頂ければ特に非推奨という事はありません。
> 1クラスターに5ノード以上ある環境であれば、世代に関係なく2ノードのRemoveが可能
はい、こちらは可能です。ただし、前途の通り一部制限があります。
たとえば、SSD+HDDのモデルとAllSSDモデルが混在している場合などは注意が必要です。
具体的なスペック等によっても異なってきますが、重要なことはRF2/RF3を保てるストレージ容量やコンピュートリソースがあることと、メディア混在のクラスターの際に注意をして頂ければ、後は特に心配することは無いと思います。
@TomoMartin さん、わざわざコメントありがとうございます。同タイミングの回答だったようでこちらこそ失礼いたしました。
@TomoMartin さん
ご返信が遅れ申し訳ございません。
本質問に関して、詳細にご回答いただきありがとうございます。大変助かります。
大前提として、混在は可能だが障害時のリソースを踏まえた設計・サイジングが必要ということですね。
その他の注意点も確認できました。実際に構築する際はこのあたりも網羅した上で機種選定や設計ができればと思います。
@Shadowhat さん
追加の質問に関してもご回答をいただきましてありがとうございます。
やはり異なるリソースを持つ物理サーバでクラスタを組む際は、冗長性の部分の考慮が非常に大事だということが分かりました。
またそのあたりの考慮がなされていれば、特にメーカーとして非推奨では無さそうとの見解も大変参考になります。
今回は特殊なケースを想定していましたが、基本的には同じリソースの物理サーバでクラスタを組む方が考慮点も少なく、想定外のトラブルも発生しないと思います。
そのため、異なるリソースを用いた構成は、あくまでもお客様都合や予算希望に応じた代替案として認識しておこうと思います。