本記事は2019年6月28日にGary Little氏が投稿した記事の翻訳版です。
原文はこちら。
パブリッククラウドの良いところは、Bitnamiのような企業が作成した、あらかじめパッケージングされたアプリケーションの仮想アプライアンスを使用できることです。
Nutanix AHV上でも、これらと同じアプライアンスイメージを使って、簡単にPostgresデータベースのベンチマークを行うことができます。
ステップ1. bitnamiのイメージを入手する
wget https://bitnami.com/redirect/to/587231/bitnami-postgresql-11.3-0-r56-linux-debian-9-x86_64.zip
ステップ2. ファイルを解凍し、bitnamiのvmdk イメージを単一の qcow2u1] ファイルに変換します。
qemu-img convert *vmdk bitnami.qcow2
ブラウザでアクセスできる場所にbitnami.qcow2イメージを置き、Prismサービスに接続し、"Image Configuration "を使ってアップロードします。
イメージのアップロードが完了したら、今度はそのイメージを元に新しいVMを作成します。
起動するとbitnamiのロゴが表示され、コンソールでbitnamiのパスワードの設定やsshの有効化などを行うことができます。
bitnamiイメージでのsshの有効化/無効化
bitnamiイメージでPostgresに接続する
注意 - "sudo -c postgres <some-psql-tool>" と入力したときに求められるパスワードは、Postgres DB のパスワード(./bitnami-credentials に保存)であり、 OSのユーザーのパスワードではありません。
アプライアンスに接続したら、postgresとpgbenchを使って、単純なデータベースワークロードを生成することができます。
o1] これはどこかのLinux環境で実施してください。なぜか、brew経由でインストールしたqemuユーティリティでは、変換に失敗しました。OVAをAHVに直接インポートすることは、将来的に可能になるはずです。(※訳注:Prism Central 2020.8でOVAの取り扱いが可能となりました)