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90年代 ーITの「映画:ワイルド・ワイルド・ウェスト」の時代ーにそれが始まってから、3階層アーキテクチャはビジネスに必要不可欠なものとして存在し続けてきました。当時としては革命的なものでしたが、近代的な組織が市場における競争力を維持するために必要とする拡張性、柔軟性、そして俊敏性を備えたものではありません。ITチームをデータセンターの外で、イノベーションの最前線に投入するためにはビジネス部門は「充分に良い」だけのインフラストラクチャに頼っていてはいけません。
強力で、将来を見据えたインフラストラクチャへ備えができているか、その必要があるか、もしくは皆さんのチームとの議論が必要ということもあるでしょう、以下を読み、インフラストラクチャの刷新の期限が切れていないかどうかご確認ください。
1. (未だに!) 仮想化のためにコストを掛けている
仮想化はITリーダーたちにとって基盤となるテクノロジーで、ビジネスにとっては疑う余地もなく必要なものです。ITインフラストラクチャは仮想化の機能をアドオンとして提供することもありますが、議論の必要もないほどの仮想化の重要性を考えると、なぜそれがプレミアムとして課金の対象となるのでしょうか?それは彼らにそれが可能だからです。ですが、それに流される必要はありません。仮想化はインフラストラクチャに組み込まれているべき ー 最初から ー なのです。なぜ、そしてどのようにという詳細についてはこのホワイトペーパーを参照していただきたいのですが、結論としては以下のとおりです:ITが必要とするものは高価なアドオンであってはならない。
2. 自宅よりもデータセンタで過ごす週末が多い
今週末は湖畔で過ごそうとお考えですか? 申し訳ない、アップグレード作業があるので外に出ないでください。ビーチにでかけたいと思っていますか? ムリ、障害対応のお時間です。 もしもインフラストラクチャが皆様の時間を捕まえて話さないのであれば、これ以上ないぐらいのレッドフラグです。ハイパーコンバージドを採用した76%ものお客様が平均すると週に40時間もしくはそれ未満で業務を終えられているということをご存知ですか?ハイパーコンバージェンスの自己治癒の能力が休み無しのベビーシッター業務から開放してくれます。つまり、週末はご自身のものになるということです。3. なんどもバカ高い請求に驚いている
初めて3階層アーキテクチャを採用した際には、その魅力の一部はその魅惑的な価格にありました。ですが、今日では以下のような課金について違和感を感じなくなっているかもしれません:- 別々のサポートのコスト
- サポートのためのチーム
- ライセンスのコスト
- アップグレードのコスト
- 管理に関するコスト
- 電源と空調のコスト
- データセンターの場所のコスト
- 専門家の雇用
- ストレージの展開にかかるコスト
4. なにをするにつけても専門家と口論に
もしもIT環境が1層のケーキのレシピよりも複雑なのであれば、もう刷新を考えるべきです。しっかりと砂糖をまぶしたケーキを作るには専門家の技が必要です。過剰に複雑な、いくつもサイロを抱えるインフラストラクチャは稼働させ続けるためだけに専門家が必要なのです。理想的な状態ということで言えば専門家を一般的な技能を持つ人で置き換える ー ことで手順内でコストを下げることができます。もしもアップグレードがハイパーコンバージェンスの1-クリックのシンプルさを備えたとしたら、チームのどんなレベルのメンバーでもその操作を行えるようになるのです。
5. チームの士気の維持にとても苦労している
最近従業員にかかっている負荷について確認しましたか?彼らの日常がとても長い、あくびがでてしまうようなインフラストラクチャの管理業務だけになっていませんか? 退屈すぎるとスタッフは辞めてしまいますし、多くのレガシーインフラストラクチャを利用している組織は従業員の士気の維持に苦労しています。ハイパーコンバージドインフラストラクチャは単にうまく動きます。更に自動化とセルフサービスで要塞化されています。ですから、チームはビジネスを動かすためのプロジェクトに参画し、喜びを分かちあい、新たなスキルを獲得していきます。Win/Winなのです!
6. 障害対応時にどこを見たらいいのかわからない
レガシーアーキテクチャでは、別々のサーバ、ストレージネットワーク、ストレージ装置を走査することになります。言うまでもなくラック、サーバ、ケーブル、様々なベンダーとそしてシェルフウェアの別々の管理インターフェイスが恐ろしいサイロを形成します。ですから、このシステムから何かが抜け落ちたとしたらどこをみればよいのかなど、正しく知りようがありません。もしくは別のチームやマネージャーへ電話をかけて何がおかしいのかを確認しなければならないのでしょうか?
ハイパーコンバージドインフラストラクチャではこのようなことは起こりません。こうした悪いものは単一のプラットフォームへと溶けて、一つの簡単な方法で行うことができ、主な要素を融合させることで運用はシンプルになり、さらにデータセンタの場所も少なくてすみ、1つのシンプルなインターフェイスから環境全体をコントロールできるようになるのです。
7. リソースについて定期的に占い師に相談している
「この5年間でのリソースの利用はどのようなものになるのか?」とても多いと考えたとしたら、リソースの無駄を残してしまいます。とても低いと考えたとしたら、リソースのやりくりに追われることになるでしょう。もしも正しく予想ができたとしても、最大5年間、最終的に利用されるときまで、そのリソースは待機しているだけなのです。もしもインフラストラクチャからのデマンドを千里眼のように見通すことができなくなっているのであれば、戦略を再評価するタイミングです。ハイパーコンバージドインフラストラクチャ(Enteprise Cloudの基盤)はpay-as-you-grow(成長に合わせた支払い)のモデルを利用する機会をご提供します。つまり必要になって初めてノードを購入して追加すればよいのです。これが本来あるべき姿なのです!
8. ITの管理に時間の80%もを捧げている
...つまり、残った20%でイノベーションを行うということです。退屈で、時間だけがかかる、専門家を必要とし、イノベーションの時間をを切り崩していく、最後には競合に先行されてしまうのです。これはインフラストラクチャが自動化されており、セルフサービスで、pay-as-you-growで拡張できなければならない理由です。こうすることで、ベビーシッター業務以外に集中することができるのです。
9. クラウドの夢を見る... が、そこにはたどり着けない
パブリック、プライベートもしくはハイブリッドクラウドいずれの白昼夢であったとしても、レガシーインフラストラクチャはシンプルな話、そこへ皆さんをいざなうことはありません。なぜかって? Enterprise Cloud for Dummies のeブックがこれをうまく説明しています。シンプルなレガシーインフラストラクチャはスケールアップのストレージをベースとしています。データセンタをクラウド化することは不可能です。「どこかの時点で共有コンポーネント ー コントローラーとネットワークファブリック ー が追従できなくなります。あたりまえなことです。問題はそれが起きるかもしれない、ということではなく、いつ起きるのかということです。結果として、多くのスケールアップストレージはスペックシートとともに販売され、そこには共通コンポーネントを追加しない限りは大きくできる範囲に制限があるということが書かれています。こうしたコンポーネントを追加すると更にシステムに複雑さが加わります。」
インフラストラクチャはスケールアウトストレージを活用できるようになっているべきで、データローカリティを維持しているべきです。データセンタをクラウド対応にしたいと考えるのであれば、ハイパーコンバージェンスは制限のない拡張 ー そしてデータローカリティを失わないための鍵となります。
10. データセンタに入った途端、外に出たくなる
おぞましいケーブル群。果てしないサーバ。プロプライエタリなハードウェア。冷蔵庫サイズの多くの箱。データセンタはかくれんぼをして遊ぶためには最高の場所ですが、こうした複雑さはデータセンタに求めるレベルのものではありません。もしもこれが皆さんの目の前にあったとしたら、お片付けの時間です。89%もの組織が自身のIT環境が複雑すぎると言っており、ハイパーコンバージドへと乗り換えることで管理のオーバーヘッドを減らし、自動化を進め、ビジネスに必要不可欠なサービスを1-クリックで提供できるようにするべきタイミングなのです。
さあ皆さん始めましょう!
さて、皆さんは10つのポイントについて学んできました、次は皆さんのチームの他のメンバーへハイパーコンバージェンスを理解してもらうタイミングです。Building a Business Case for HCI に目を通し、よりうまい説得材料を探しましょう。2019 Nutanix, Inc. All rights reserved. Nutanix, the Nutanix logo and the other Nutanix products and features mentioned herein are registered trademarks or trademarks of Nutanix, Inc. in the United States and other countries. All other brand names mentioned herein are for identification purposes only and may be the trademarks of their respective holder(s).