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Nutanixは継続的にITがよりビジネスへと付加価値を提供できるようにするためのシンプル化に取り組んでいます。まず最初に我々が行ったことはインフラストラクチャをインビジブルにすること、そしてデータセンタ、現在はクラウドです。続いてライセンシングに取り組むべきというのは非常に論理的ではないでしょうか?うーん、ちょっと言いすぎかもしれませんが、それ以外の件と同様に我々はライセンシングからも複雑さを取り除きたいのです。
Nutanixは特定のユースケースについてキャパシティベース(CBL)とアプライアンスライセンシング以外の新しい選択肢となる利用モデルを導入し、様々なNutanixソフトウェアの利用をシンプルに計画、価格、購入を実現する方法をご提供します。2つの新しいユースケースは仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)とリモートオフィス/ブランチオフィス(ROBO)環境です。
新しい利用モデルとはどのようなもの?
この消費モデルは幾つかのNutanixソフトウェアソリューションを一緒に「ライセンシング」するモデルで、これによってハードウェアとソフトウェアの購入は分離されることになります。これによって、インフラストラクチャのニーズに基づいてどこに、どのようにNutanixソフトウェアを展開するかという点で、大きな柔軟性が実現されることになります。それぞれのモデルはAOS、AHV、Prism Starterを含んでいます。- VDIについてはこのライセンスモデルはVDI per userと呼ばれ、同時ユーザー数をベースとします。
- ROBOについてはこのライセンスモデルはROBO per VMと呼ばれ、サイト内で利用される仮想マシン数をベースとします。
なぜ新たなモデルが必要なのか?
こうしたソリューションの領域においては、過去から市場において「毎」のモデルが利用されてきました。同様のアプローチをご提供することで、HCI上でのインフラストラクチャのモダナイゼーションの計画をシンプル化することができます。加えて、展開の初期の小さな環境において、ハードウェアに紐付けられた価格は組織がまだ成長の余地を残しているにも関わらず、Nutanixの付加価値を享受するための柔軟性を制限してしまうことになります。これまでは2-ノードのROBOクラスタでごく僅かな数の仮想マシンを動作させるということは、最初から全クラスタのキャパシティについてのライセンスが必要になるというものでした。仮想マシン毎のアプローチでは、ご自身のROBOサイトに必要なハードウェアを購入し、少数の仮想マシンを動作させ、必要に応じて仮想マシンを追加しながら成長していくことができ、リスクとコストを低減できます。
どのような仕様ですか?
VDI per user 利用モデルVDI per user ライセンスはAOS、AHV、Prism Starterの製品利用権をライセンスします。クラスタへのライセンスについて、VDI per userまたはCBLの一方を選択することができますが、両方は利用できません。つまり、VDI per userはVDIワークロードがクラスタ全体で利用される場合に最適化されているということです。幾つかの追加の機能、例えばNutanix FilesやFlowをソリューションを完成させるために追加することも可能です。予算化や購入をシンプル化する以外の大きなメリットはユーザーやアプリケーション要件の予期せぬ変更で後から追加投資が掛かるかもしれないというリスクを減らすことができるということです。
ROBO per VM 利用モデル
ROBO per VM ライセンスはAOS、AHV、Prism Starterの製品利用権をライセンスします。VDI per user ライセンスと同様、ROBO向けのクラスタへのライセンスタイプは1つしか選択することができません。ROBO per VMライセンスでライセンスされたクラスタはCBLもしくはアプライアンスライセンスのいずれからも除外されたものになります。このやり方での仮想マシンは32GBまでのRAMに上限が制限されており、これはほとんどのROBOサイトではこのレベルを超えるものはないという想定からです。幾つかの追加機能、例えば暗号化、Files、Flowを追加してソリューションを完成させることができます。このアプローチはVDIのモデルと同様に計画段階と購入段階で同様のメリットを提供します。さらに、少数の仮想マシンを動作させるサイトに最適化したソフトウェアおよびハードウェアへの投資を実現することができます。
更に詳しく情報を知りたい場合にはどこで?
更に詳しい情報については、我々のウェブサイトもしくはMyNutanixポータルをご参照、もしくは担当営業までご連絡ください。
