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AOS 5.17で、Nutanixは革新的な新たな機能に加え、引き続いてのコア機能の改善でハイパーコンバージドインフラストラクチャ(HCI)マーケットにおけるリードをまた更に広げようとしています。AOSサブスクリプション契約内で、お客様はNutanixの開発チームからの継続的なイノベーションからのメリットをPrism経由での1-クリックアップグレードで活用することができるようになります。以下のとおり、いくつかの主な改善点について取り上げたいと思います。完全なリストはリリースノートをご参照ください。  スケーラビリティとパフォーマンス  Foundation Centralによる自動化されたグローバルでの展開 大規模なデータセンター環境は歴史的にITデータセンターのライフサイクルにおいてコストの掛かる複雑な部分でありつづけてきました。積み木のようなAOSの特徴によって、Nutanixを利用しているお客様では、AOSとハイパーバイザーのインストール、そしてサーバーノードを接続してクラスタを形成することを自動化するNutanix Foundationを利用した迅速で簡単な展開にご満足いただいています。Foundationは時間の浪費やエラーの温床となりがちなインストールと構成のプロセスを管理者がいくつかの構成情報を入力して「Go」というボタンを押すだけのシンプルなインストーラーへとシンプル化します。   AOS 5.17では、NutanixはFoundationの能力とシンプルさを拡張し、Foundation Centralを投入します。Foundation Centralは大規模で地理的に分断された環境向けのAOSのインストールプロセスを一箇所から実施できるようにすることで、自動化します。この際に専門的なスキルセットやNutanixエコシステムについての先進知識は必要ありません。この機能によって、企業はより迅速に大規模なデータセンタ環境を構成することができるようになり、重要なIT活動のスピードを落とすことや投資を無駄にすることなく効率的にリモートサイトの最新鋭化をすすめることが出来るようになります。 図 1 - Foundation Central 拡張されたPrismのスケーラビリティ Nutanixのお客様はグローバルのAOSインフラストラクチャをPr

本記事はHarshit Agarwal氏 と Samuel Gaver氏による2021年12月9日のnutanix.devへの投稿の翻訳版です。原文はこちら。  はじめにNutanixはハイパーコンバージドプラットフォームですが、その全てのサービス(ストレージサービスを含む)はコントローラーVM (CVM)と呼ばれる特殊な仮想マシン(VM)上で稼働しています。このCVMは現在カーネルバージョン3.10のCentOS Linuxディストリビューションで稼働しています。残念なことにこのカーネルのバージョンは結構古いもので、いくつかの課題を抱えており、このことが今回、Nutanixが新しいバージョンへとアップグレードをする動機となっています。 なぜアップグレードが必要か?バックポート作業の辛さを軽減する: バグやセキュリティ問題に出くわした場合、我々はより新しいバージョンのカーネルから、3.10.xへと変更をバックポートする必要がありました。これらのバックポートは大きく時間がかかるもので、開発者にとってはこうした変更が適用可能で、正しくポーティングされたのかを確認する必要のある大変な作業を必要とします。加えて、マニュアルでのバックポート作業はQAチームにもそれぞれの変更をテストして検証するという大きな負担となっていました。 新たな機能のメリットを享受する : より新しいカーネルでは io_uringとBBR、我々のI/Oスタック内でのCPU効率と性能の改善が含まれており、より要件の高いワークロードを取り回す事ができるようになります。 LTSサポートへの追従 : 3.10のサポートは2017年に終了しています。最近のLTSカーネルを利用することで我々はLinuxコミュニティのサポートを受けやすくなります、Linuxコミュニティでは必要なバグ修正がすべてバックポートされています。LTS系列へと合わせることで、マニュアルで修正を監視してそれらをバックポートするよりも、劇的な改善が見込まれます。  パフォーマンスの改善 : AMD Zen上での優れたコンピュート性能と ext4における高速コミットの2つが、新たなカーネルを利用することで我々が同じハードウェア上でもより優れたパフォーマンスを達成することに貢献するカーネルの改善点です。 問題はなにか?作業を始めるにあたって我々は、最

本記事は2020年2月27日にJosh Odgers氏が投稿した記事の翻訳版です。原文はこちら。 以下はNutanixのAcropolis分散ストレージファブリック(ADFS)とDellEMC VxRAILプラットフォームの基盤をなすVMware Virtual SAN(vSAN)の機能と能力を比較した一連の記事です。このシリースは継続的に更新、拡張されて行きます。 もしも取り上げてほしいご質問やトピックスがあれば@josh_odgersからTwitterやLinkedInでご連絡ください。(※日本語でのお問い合わせは本記事のコメントにてお願いいたします。)また、 DellEMC/VMwareがNutanixに対して行っている数多くの誤った訴えについて取り上げているDellEMC/VMware anti-Nutanix FUD index(DellEMC/VMwareのNutanixに対するFUDへの反論の索引)も御覧ください。     利用可能なキャパシティ比較   重複排除&圧縮   イレイジャーコーディングの比較   ストレージキャパシティの拡張   ドライブ障害の比較   混在クラスタのサポート   Write I/Oパスの比較   Read I/Oパスの比較   ノード障害の比較   ストレージアップグレードの比較   利用可能なキャパシティの比較 ー パート2   メモリ利用の比較   CPU利用の比較   ビッグデータの取り込み性能におけるネットワーク帯域への影響についての比較   高耐久性のフラッシュデバイス要件についての比較   I/Oパスのしなやかさの比較 更に追記予定!        

本記事は2020年1月30日にJosh Odgers氏が投稿した記事の翻訳版です。原文はこちら。本シリーズの索引はこちら。 ハイパーコンバージド(HCI)製品を検討する際には、ベンダー、パートナー、VAR(Value Added Resellers: 再販業社)、顧客が複数のソリューションを比較することがよくあります。 このような比較の際には、マーケティング資料や、多くの場合は「チェックボックス」スタイルのスライドが比較され、さらに悪いことには額面通りの価値で比較され、容量、回復力、パフォーマンスなどの重要なアーキテクチャ/サイズの考慮事項について誤った仮定をしてしまうことがあります。 簡単な例を挙げてみましょう: 顧客は、要件を満たすために16台のノードを選択/必要としており、密度、電力効率、高性能のために2ラックユニットあたり4ノード(4N2U)という最も一般的なフォームファクタを選択しています。 フラッシュストレージのコストがユースケースに見合ったものであるため、ノードには6台の1.92TBドライブ(All Flash)が搭載されています。 つまり、16台のホスト* 6台のドライブ=合計96台のドライブを使用しています。 1.92TBドライブがフォーマットされた時の容量を1.78TBとすると96本では170.88TBとなります。 次に、顧客は vSAN と Nutanix を比較します。どちらもデータ保護の主要な形態としてレプリケーションを使用しており(従来の RAID とは対照的)、2 つのコピー(Nutanix では RF2、vSAN では FTT1)と 3 つのコピー(RF3 または FTT2)のどちらかを使用しています。 彼らは簡単な計算をして、次のような結論を出しています。 170.88TB / 2 (RF2 または FTT1) = 85.44TB 使用可能170.88TB / 3 (RF3 または FTT2) = 56.96TB 使用可能 顧客/パートナー/VARは、両製品の使用可能容量は同じであるか、少なくともその差は購入やアーキテクチャ上の決定には重要ではないと結論づけてしまっていないでしょうか? もしそうだとしたら、彼らは2つの重大な理由から大きな勘違いをしたことになるでしょう。 理由1:ファイルシステム/オブジェクトストアのオーバーヘッド 

皆さまこんにちは。 Nutanix Japanでテクニカルエバンジェリストをしている島崎です 今までTetsuoMiyoshiのブログと化してした日本語フォーラムですが、せっかく日本語でのコミュニケーション用に設定されている場所なので、自由に質問やディスカッションが行える場にできれば、と思っています。 というか、そもそもこのフォーラムの存在が知られてないですよね というわけで、今回は日本語フォーラム自体の存在を周知するのも兼ねて、日本語フォーラムの使い方を簡単に解説します!   位置づけについて まず、こちらの日本語フォーラムは、Nutanix本社が運営するNutanix Community(前はNEXT Communityという表記だった気がする)のフォーラムの、サブフォーラムという位置づけです。 閲覧は自由に行えますが、投稿や返信を行いたい場合にはMy Nutanixアカウント(無料)が必要となります。Nutanixの商用ユーザーの方や、Community Editionをダウンロードしたことがある方は既にアカウントをお持ち方と思いますが、サインアップはこちらから行えますので、まだアカウントをお持ちでない方は是非ご登録ください。 サインアップした状態で日本語フォーラムのトップページを開くと、右側に[Subscribe]ボタンがあります。みなさん!!これは必ず押しておきましょう!!!Youtubeでいう「チャンネル登録してね!」ってやつです(※新しい投稿があった際にメール通知を受け取れます)   なお、全世界共通のシステムであるため、日本語およびフランス語フォーラム以外でのコミュニケーションは、すべて英語で行われています。参加人数の母数が違いますので、英語のプロダクト/ソリューション別フォーラムを直接利用したほうがより多くの人の目に留まりますが、やはり日本人にとって言葉の壁は厚いですよね? そんなわけで、日本語でコミュニケーションしたいな~、というときには是非お気軽に、こちらのフォーラムをご利用ください。(※日本語とはいえ本社管轄のオフィシャルな場なので、本社側に「日本のコミュニティにこんなアクティブな人がいるよ!」という話をする際のソースにはしやすいかなと思います)   投稿のしかた 新しい投稿をしたいときは、右上の[Create Topic]をクリックすると、

本記事は2020年2月10日にJosh Odgers氏が投稿した記事の翻訳版です。原文はこちら。本シリーズの索引はこちら。 このシリーズの最初の記事では、同じハードウェア上でのNutanix ADSFとVMware vSANの実際の使用可能な容量を比較しました。 その結果、Nutanixの方が、約30~40%多くの容量を提供できることがわかりました。 次に重複排除と圧縮の技術を比較したところ、NutanixはvSANよりも容量効率、柔軟性、回復力、パフォーマンスの面で優れていることがわかりました。 その後にはイレイジャーコーディングについて見てきました。(EC-Xと呼ばれる)Nutanixの実装では、パフォーマンスとキャパシティの効率性をリアルタイムにバランスさせることができ、動的でありながら柔軟性も提供できることを学びました。 一方、vSAN は「オール オア ナッシング」という原始的なアプローチを採用しているため、フロントエンドへの影響が大きくなります。また、最適なデータに対してイレイジャーコーディングを動的に適用できるわけでもありません。 この記事では、両プラットフォームがどのようにストレージ容量を拡張できるのかを学びましょう:  機能 Nutanix VMware vSAN 単独ドライブの追加 ✅ ✅ ノードの追加 ✅ ✅  この典型的な「チェックボックス」形式の比較からは、両方のプラットフォームが単独のドライブやノードを追加して容量を拡張できることがわかります。私の以前の投稿をいくつか読んでいただいた皆様にはご想像どおりかもしれませんが、以下では、上記のような比較が大きな誤解を招くものであることを説明していきます。 顧客が、プラットフォームを選択したり、既存の環境を拡張したりする際に、考慮すべき重要な要素は数多くあります。 vSANの問題  その1 - 重複排除と圧縮を有効にしたディスクグループにドライブを追加すると、新しく追加されたドライブでは自動的には重複排除と圧縮は実行されません。 参照:  https://blogs.vmware.com/virtualblocks/2017/11/29/vsan-operatio

本記事は2020年2月3日にJosh Odgers氏が投稿した記事の翻訳版です。原文はこちら。本シリーズの索引はこちら。 最近の記事で、同じハードウェア上のNutanix ADSFとVMware vSANの実際の使用可能容量を比較したところ、Nutanixの方が約30~40%も多くの使用可能容量を提供していることがわかりました。そうすると次の自然なステップは、使用可能容量にさらなるストレージ容量の効率性をもたらすデータ削減/効率化技術を比較することです。 前の記事では、使用可能容量の比較を単純化するために、2つの製品の機能差を「チャラ」にすると宣言しました。しかし、現実にはチャラにはなりません。Nutanixプラットフォームは、同じハードウェアであってもより多くの使用可能容量を提供する能力を保持しているからです。Acropolis Distributed Storage Fabric (ADSF)の優れたストレージ階層化に加え、データ削減技術を組み合わせたとしたら、vSANは銃撃戦にスプーンを持ってきたようなものです。 この記事では重複排除と圧縮について見ていきます。圧縮、重複排除などのデータ削減技術は、データセットに応じて顧客にさまざまなレベルの価値を提供する実績のある技術です。マーケティング資料などで、これらの機能が比較される際、多くの場合、ベンダーの営業担当者による"チェックボックス"スタイルのスライドが、利用されています。さらに悪いことに、こうしたスライドは殆どの場合、額面通りに(訳注:単に機能の有無しか表していないにも関わらず全く同等であるかの如く)受け取られてしまうため、容量、回復力、パフォーマンスなどの決定的なアーキテクチャ上/サイジング上の考慮事項について誤った想定をしてしまう可能性があります。これは、私が2014年に書いた記事のことを思い出させます:Not all VAAI-NAS storage solutions are created equal(すべてのVAAI-NASストレージソリューションは同じように作成されていない)と題して、私は複数のベンダーがvSphere用のVAAI-NASのサポートを表明しているにも関わらず、必ずしもすべてのベンダーがVAAI-NASの提供する、付加価値となる機能、容量の効率性、そして不必要なIO処理を回避する

本記事は2020年3月5日にJosh Odgers氏が投稿した記事の翻訳版です。原文はこちら。本シリーズの索引はこちら。 このシリーズでは、重複排除と圧縮、およびイレイジャーコーディングを使用する際に、Nutanixはより多くの使用可能な容量を提供し、より高い容量効率、柔軟性、回復力、およびパフォーマンスを提供することを学びました。 その後、ギアを切り替えて、異機種が混在したクラスタのサポートをカバーしました。これがHCIプラットフォームの拡張能力にいかに重要であるか、また、ツギハギやサイロを作らずに、強力なROIを実現できることを学びました。 次に、書き込み操作のためのI/Oパスを取り上げ、クラスタ内のVMの現在の位置とパフォーマンス/容量利用率に基づいてインテリジェントにデータを配置するNutanix独自のデータローカリティの多くの強みを解説しました。最適な書き込みレプリカの配置により、その後の読み込みI/O操作はNutanix ADSFでは主にローカルで提供されることが保証されます。これは(従来のSANのように)主にリモートで読み込みを提供するvSANとは対照的です。 また、Nutanixは、はるかに簡単で優れたストレージの拡張性を提供しているため、ドライブの故障による影響が大幅に軽減されることがわかりました。 今回は、回復力という重要なトピックをとりあげます。それぞれのプラットフォームがどのようにして様々な ノード障害シナリオに対処し、回復するかについて説明します。反論を避けるために、前回の記事でドライブの障害を取り上げたときと同様、DellEMCの圧倒的に人気の高いオールフラッシュのハードウェア構成であるVxRAIL Eシリーズを使用します。 注:使用されているコモディティなハードウェアは、この記事で提供されている例で、vSANやNutanix ADFS用のSWの動作という観点では、違いはもたらしません。しかし、フラッシュデバイスの量は、本記事で取り上げている、2つの製品間の違いについて、劇的な影響を与えます。 例1: ホストが応答しない/障害になった vSAN ホストが応答しない場合、VMware のドキュメントには以下のようにプロセスが記述されています:"ホストの障害または再起動によりホストが応答しなくなった場合、vSANは、クラスタ内の他の場所にある

この投稿はDevon Helms Senior Product Marketing Manager - Storage Servicesの投稿をTetsuo Miyoshi - Product Marketing Managerが翻訳したものです。 データは級数的な速度で膨らんでおり、非構造化データの成長がそれに拍車をかけています。15年前ですら100TBのデータは保存するには大きすぎるほどのデータだと考えられていました。今日、我々のお客様はその数倍のデータを管理しなくてはならなくなっています。従来型のNASソリューションはこうした急速な成長に合わせた設計にはなっていません。より大きなデータを管理するという点においての課題を抱えているのです。IT管理者はこの急速なデータの成長とレガシーシステムに対応するために80%[1]もの時間を単に稼働させ続けるためだけに費やしており、ビジネスのイノベーションのための時間には残り20%しか費やすことができていません。 Nutanix Filesはシンプルさ、柔軟性そしてデータインテリジェンスのために設計されています。Nutanix Files 3.5のリリースで我々はいくつもの新たな機能を追加いたしました。 Nutanix Files 3.5における新機能Nutanix Filesの分析機能はファイルデータに深い洞察をもたらしますファイルデータは近年の組織の保持するデータのうち大部分を占めるようになっています。IDCは2025年までに全世界では175ゼタバイトのデータが生成されるとしています(“The Digitization of the World From Edge to Core”; IDC; Authors: David Reinsel, John Gantz, John Rydning; November 2018)。これほどまでに多くのデータになると、その可視性とコントロールはこの規模に対応できるように作られたツールがなければ難しくなってきます。Nutanix Filesの分析エンジンは全てのファイルレベルのアクティビティをロギングし、それをダッシュボードに表示することでお客様の全てのデータについてのデータからの深い洞察を提供します。Nutanix Files分析機能で、管理者は...

本記事はn0derunnerに2018年12月18日に掲載された記事の日本語ヴァージョンです。 原文を参照したい方はこちら。 大規模なデータベースの読み込みパフォーマンスを2倍まで解決する方法は?Nutanix AOS 5.10は自律化エクステントストア(Autonomous Extent Store - AES)と呼ばれる機能を搭載しています。AESはこれまで存在していたデータローカリティを補完し、効率的にメタデータにローカリティをもたらします。巨大なデータセット(例えば 20%のホットデータを含む10TBのデータベース)において、2TBのホットデータセットに対してランダムアクセスを行った際にスループットが2倍改善するという結果を得ています。 我々の実験では故意にワーキングセットを大きくして、メタデータがキャッシュ内に収まらないようにしています。2TBを100%ランダムなアクセスパターンでまんべんなくアクセスし、2TB全てのデータにアクセスするまでにかかる時間を記録しました。同じハードウェアを利用し、AESを有効にした場合、その時間は半分になりました。チャートで確認できるとおり、スループットは期待通り2倍になっています。 AESによるメタデータのローカライゼーションがこの2倍の改善に貢献しています。AESはメタデータの殆どをノードのローカルに維持します - ですから、ネットワークを超えてデータを取得する必要がありません。加えてAESはDRAM内にメタデータをキャッシュする必要性も低減しています。これはローカルアクセスが非常に高速だからです。非常に巨大なデータセットについてはメタデータの回収がアクセス時間の大部分を締めているケースがあります。これはあらゆるストレージについて言えることです。今回我々が示したとおり、メタデータの解決のスピードアップによってスループットについて劇的な改善が行われるのです。

本記事はBrian Cox氏が2020年6月24日に投稿した記事の翻訳版です。 原文はこちら。   Hewlett Packard Enterprise(HPE)とNutanixのグローバルパートナーシップが始まってから1年が過ぎ、我々は新たな製品とソリューション、新しいお客様向けのプロモーション、そしてお客様からのご注文が増えていくのを目にしてきました。 このパートナーシップは出荷開始からほんの僅か、3四半期で順調に立ち上がりました。実際、ウォールストリートのアナリストとの我々の直近の四半期の業績についてのディスカッションの中で、NutanixのCFOであるDustin WilliamsはNutanixのHPE DX関連のビジネスの年間契約額(annual contract value - ACV)は四半期ごとに16%の勢いで伸びていると述べています。 HPE ProLiant DXとNutanixでの追加の構成、ユースケース、そしてワークロードを含む新たな機能がこれまで以上にお客様の選択肢を広げます。新しい選択肢の中には: OLTPやVDIワークロードにより優れた価格/性能を提供するAMDベースのシステム 厳しいコンピューティング環境に対応した耐久性システム SAP ERPシステムへの認証取得 非構造化データ向けの高キャパシティストレージ よく利用されるバックアップソフトウェアとのターンキー型データ保護   HPE ProLiant DX385システム内に搭載したAMD EPYCプロセッサによる、より優れた価格/性能エコノミクス HPE ProLiant DXシステムに搭載された新世代のAMD EPYC 7002サーバープロセッサは他の業界標準アーキテクチャプロセッサに対し、カエル飛びのような能力の飛躍を遂げ、お客様がお支払いになった対価に対してこれまでにないパフォーマンス向上を提供します。お客様はより少ない数のシステムの購入でなお、これまでよりも早く負えなければならない仕事を完了させることができます。これはAMD EPYCプロセッサーのソケットあたりの数多くのコアとストレージへのネイティブ接続のための広域なI/Oチャネルによって実現されています。結果として、オンライントランザクション処理、データ分析、仮想デスクトップインフラストラクチャ

本記事は2020年2月5日にJosh Odgers氏が投稿した記事の翻訳版です。原文はこちら。本シリーズの索引はこちら。 最近の記事で、同じハードウェア上のNutanix ADSFとVMware vSANの実際の使用可能容量を比較しました。Nutanixの方が約30~40%も多くの使用可能なキャパシティを実現していることがわかりました。 次に重複排除と圧縮の技術を比較したところ、NutanixはvSANに比べて容量効率、柔軟性、回復力、パフォーマンスの面で圧倒的な優位性を持っていることがわかりました。 ここでは、もう一つ、利用に値する価値があり、なおかつ実績も備えた技術であるイレイジャーコーディングについて見ていきます。イレイジャーコーディングは、重複排除と圧縮にさらに加えて、容量の拡大とパフォーマンスの効率化を可能にします。 以前の記事で強調したように、「チェックボックス」スタイルのスライドは、容量、回復力、パフォーマンスなどの重要なアーキテクチャー/サイジング上の考慮事項について、誤解を招きがちです。 この問題はイレイジャーコーディングにも当てはまります。簡単な例を挙げてみましょう:  機能 Nutanix VMware vSAN イレイジャーコーディング / RAID5と6 ✅ ✅  上記の表では、NutanixとVMware vSANでイレイジャーコーディング / RAID 5と6がサポートされていることを示しています。 この情報を見ると、顧客/パートナー/VARは、両製品のデータ削減機能は同等か、少なくとも購入やアーキテクチャの決定には重要ではないと結論づけてしまうのではないでしょうか? もしそうだとしたら、様々なとんでもない理由で途方も無い勘違いをしたという事になるでしょう。 以下の表は、両製品で現在サポートされているデータ削減の構成を示しています。  機能 Nutanix   VMware vSAN     オールフラッシュ ハイブリッド オールフラッシュ ハイブリッド イレイジャーコーディング / RAID5と6 ✅