NutanixとHPEはクラウドのシンプルさをオンプレミスへ提供するためにチームを結成協業

  • 28 October 2019
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本記事は2019年10月9日にBrian Coxが投稿した記事の翻訳版です。

原文はこちら

 

2019年10月9日、HPEとNutanixはHPE GreenLake with Nutanixの提供開始をアナウンスしました。HPE GreenLakeはオンデマンドのキャパシティとプランニングを提供するインフラストラクチャサービスです。HPE GreenLakeの顧客は自身のアプリケーションが動作しているインフラストラクチャの展開と運用をサービスとして利用し、Nutanix Enterprise Cloudの1-クリックのシンプルさと高い拡張性を享受することができます。この新しいインフラストラクチャの利用モデルのアナウンスはデンマークのコペンハーゲンで開催されるNutanix .NEXT Europeユーザーカンファレンスでも取り上げられます。

 

NutanixのChief Marketing OfficerであるBen Gibsonは以下のように述べています。「HPE GreenLakeはHPEが提供するサービスの中で最も早く成長しているサービスの一つで、Nutanixがその一部になれることを大変喜ばしく思います。我々はお客様にさらなる選択肢を提供できることを嬉しく思います。Nutanix Enterprise CloudをGreenLakeのポートフォリオに加え、IT部門がビジネス部門へと迅速にサービスを提供する方法をシンプル化するまた一つ新しい方法を提供することができるのです。」

HPE GreenLake Flex Capacity プログラムはHPEから提供される利用ベースでのITモデルですでに広く利用されており、お客様のIT運用をシフトさせます。pay-as-you-goのインフラストラクチャをキャパシティオンデマンドで提供し、パブリッククラウドの俊敏性と経済性をオンプレミスのセキュリティとパフォーマンスを融合させて提供します。

HPE GreenLake with Nutanixは仮想マシンに割り当てられた仮想メモリのGiBの総量でその従量を計測しています。一ヶ月の平均的な利用が計算され、月ごとに請求が行われます。お客様はHPEシステムとNutanixソフトウェアをオンサイトもしくはお客様のコロケーションファシリティで提供を受けますが、先行投資コストは一切ありません。実際に利用した分の月額請求のみです。これによって出資はよりよく実際の利用と符合します。

 

利用ベースの請求モデルに加え、HPEはHPE PointNextサービス組織のHPEのスタッフへと運用をアウトソースするオプションも提供しています。これにより自身のITスタッフをインストール、アップグレード、パッチ、その他のメンテナンスなどの面倒な業務に割り当てる必要がなくなり、劇的に顧客のITスタッフの時間はシンプル化され、新たなアプリケーションやサービスの展開や他の戦略的なビジネス活動へとフォーカスする時間を取れるようになります。

 

HPE GreenLake for NutanixはHPEから「サービスとして」提供されますが、これに特化して、最初は3つのワークロードにフォーカスを当てます: エンドユーザーコンピューティング、データベース、プライベートクラウド。Nutanix Enterprise Cloudはこうしたワークロードの提供について長い歴史を持っています。

エンドユーザーコンピューティングについては、HPE GreenLake with Nutanixは要件の高い仮想化デスクトップインフラストラクチャ(VDI)環境へ1-クリックの管理、優れた拡張性、業界をリードするROIとそのサポートを提供する非常に魅力的な選択肢です:

  • Citrix 仮想化アプリケーション & デスクトップ
  • VMware Horizon View

HPE GreenLake with Nutanix for End User Computing ソリューションは仮想化デスクトップインフラストラクチャの展開と管理を容易にし、すべてのユーザーへ優れたエクスペリエンスを提供することを実現、小さくスタートして、数千ものユーザーへとアーキテクチャの変更なく拡張が可能で、更に成長に合わせた支払いでTCOを削減可能です。

 

データベースについては、データベースの運用を近代化する、もしくは乱立を避けるためにデータベースを統合する、内部の開発サイクルを加速する、ミッションクリティカルアプリケーションのパフォーマンスを向上させるなどのいずれが目的であったとしても、HPE GreenLake with Nutanix for Database solutionは環境とその管理を1-クリック並に簡素化します。分断されたワークロードを単一のシンプルな管理プラットフォームに統合し、データベースの展開、クローン、パッチ、リフレッシュ、そしてバックアップを1-クリックで数分で実現できるようになります。

プライベートクラウドについては、HPE GreenLake with Nutanix ソフトウェアは高い拡張性と可用性そして効率的なクラウドサービスを提供できるように開発されています。1-クリックでの展開、アップデート、災害復旧(DR)でシンプルに設計されており、ライフサイクル管理を本当に簡単に行うことができます。組み込みのAIと適応型の機械学習のインテリジェンスを備えており、自動的に適切なパフォーマンスと利用率に調整を行います。これにより将来に備えたインフラストラクチャが実現され、より優れた柔軟性とさらなるITのシンプル化が実現されます。最後に、弾力性も備えています。組み込みのセキュリティとデータ保護、バックアップとDRでHPE Green Lake with Private Cloudはデータの喪失やダウンタイムを削減し、ビジネスを継続的に稼働させ、データを安全に保ちます。

Nutanixはこうしたお客様の全てのワークロードの提供を推進してきましたが、HPE GreenLake Flex Capacityプログラムによって新しいやり方でこれを実現できるようになりました。ハードウェアとソフトウェアのスタック全体をすべて事前に買い揃えるというやり方はもはや選択肢ではなくなります。お客様は初期投資をスキップし、シンプルに実際の利用に基づく月額の請求について支払えばよいのです。柔軟なリースとほとんど同様です。

さらに詳しい情報については、www.nutanix.com/hpe と www.hpe.com/greenlake をご参照ください。

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